退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

シモの話 アラカルト





  NHKの朝ドラ「虎に翼」18日の放送で、男性の横暴に対して、女優が「怒りをのみ込まず、まっすぐに、真っ先に殿方の…股間を蹴り上げた」と言った。股間なる言葉が四度、発せられて、朝からどうよ、という声がある。そんなゴシップを、さるメディアが取り上げていた。股間ってリッパな日本語なのにね。どこがワルイか。


  その1 スポーツジムのパウダールーム(化粧室のこと)に二台のヘアドライヤーがあります。張り紙に「頭髪の乾燥以外の他の目的に使用しないで下さい」とあります。


「うん?、他の目的?どういうこっちゃ」
居るんですね、頭髪のほかに使っているヤツが。濡れタオルを乾かしたり、脇の下、足の指の間を乾かしたりするおっちゃん、なんと、股間の茂みに熱風を送っているおじさんもいるんです。これは、熱いだろうな。焼きちくわにならんかいな。


 おかしなもので、股間を乾かす光景を見たら、そのあと、そのドライヤーを使う気にならないことですね。何かが感染するわけでもないし、ドライヤーに何んのツミもないですが
、、。
 ことわざ 親しき仲にもドライヤーあり


 その2 出先で倒れ、救急車で運ばれた50代の女性作家が、書いています。ICU(集中治療室)で意識がはっきりすると、その倒れる前日、エステサロンでシュガーリング脱毛をしておいて「つくづくよかった」と。あそこの茂みをつるんつるん、すべすべにするのが、この女性作家の好みだそうで、定期的にしているらしい。


 シュガーリングとはなにか。検索すると、砂糖液を温めてレモンの香りづけなんかしたペーストを患部?に塗り、乾いたら、ぺシッ、ぺシッとはがす脱毛法のようです。知らなかったなあ。この女性作家さんは、つるんつるんが「清潔でここちよい」と書いています。そういうものかなあ。


 ことわざ*抜けば後顧の憂いなし


 その3 むかし、職場でのこと。大人用紙おむつが老人ホームで使われるようになったころですから、40数年まえかな。元気のいい男性の記者が、紙おむつの使用感を体験してみようと、一晩つけて寝てみることになりました。同僚が「人格が変わるぞ」と脅かしたものです。


 紙おむつは、乳幼児期の用で、大人がするなんて、そんなバカな、という感覚だったのです。当時は、それが常識でした。いまではTV広告なんかにもしょっちゅう出てきて、使うのが当たりまえになっていますね。ぼくは、幸いまだその必要がありません。統計では、最初に使い始める人が多いのは70代で一割強、80代で二割強だそうです。ぼくは、できることなら使わずに往生したい。


ことわざ* おむつ道づれ、世は情け



   


   (google画像検索から引用しました)


 その4 最近、鳴りをひそめている、ろくでなし子さん、どうしているかな。漫画家、アート制作者。自分のあそこをアルギン酸塩(岩塩みたいなものか)で型取りしたあと、石膏を流し込み、魚拓ならぬ立体的な「まん拓」を制作して販売、公然わいせつ物陳列罪で逮捕されました。それでも創作意欲は衰えず、そっくりの形をした等身大超の「マンボート」を作り、多摩川で進水させた。


 ボート制作の出資者多数に、お礼で、3D(絵のように平面的でなく、立体的に見える)のデータを送信したことがわいせつ電子的記録媒体頒布の疑いで二度目の逮捕。裁判では、最高裁まで争い、わいせつ物陳列の方は無罪、データ送信が有罪となりました。罰金40万円です。2020年のことです。陳列のほうが無罪になったことで、バッジやぬいぐるみ、ワッペンなどを販売しています。


 勇猛果敢に表現の自由と、固定観念の破壊への挑戦、「なんで権力が、わいせつか、どうか決める権利があるのか」と問いかけています。それは彼女の本のタイトルが物語っています。


 オランダでは小学生に教室で、あそこの模型にコンドームのつけ方を教える時代なのに、ね。つまり、隠微に隠さない、好奇心に対象にしない、オープンに両性が互いの性の相違を共有するのが常識になる。それがゆがんだ性トラブルを起こさないという考えのようです。


 そうなれば、「まん拓」も「マンボート」もあっけらかんの存在で、特別なものでなくなります。まあ、スウェーデンの性教育から「50年遅れている」という評論家もいる日本の現状。ろくでなし子さん、まだまだ出番がありますよ。人体に秘境なし、です。


 ことわざ*あそこに戸は建てられぬ


 その5  マイケル・ジャクソンが、クロッチグラブ(股間つかみ)をダンスに取り入れたとき、セクシーでカッコいい、キレのある振りだ思ったものです。ぼくは、最初に買ったㇾコードは、エルヴィス・プレスリーでした。


 高校生の時です。映像で見るプレスリーの腰のグラインドが、わいせつだと大人たちが非難していましたね。不良って言葉もありました。散髪屋で待っていた時、プレスリーの曲がラジオで流れたので、リズムにあわせて腰を振っていたら、散髪屋のおっちゃんが「おまえ、アホとちゃうか」と呆れていた。いま思い出しましたね。


 でも、プレスリーもどき、ジャクソンもどきが世界中の輩出しまして、いつのまにか、いまや,若い女性グループでも自然にやっているじゃーないですか。


 ことわざ*口八丁 手八丁 腰八丁


  youtubeにマイケル・ジャクソンのダンスがありました。



 それはともかく、あのアへのアへノミクス(日本の経済価値を下げる亡国政策だった=第一級の評論家、藻谷浩介さんの評価)スカタン、キシダメの失政の尻ぬぐいを、何が悲しゅうて、国民がしなければならないのか。貧しい人、立場の弱い人のための政治をしないのか。なぜ国民ひとしく暮らしが豊かにならないのか。


 今年度の国家予算では、農水産費予算よりも軍事予算の方が2、7倍も多い。食糧自給率が最低の日本で食糧を作っている分野よりも大量殺害兵器やミサイルの方が多いというのは、明らかに間違っています。


 預貯金ゼロの世帯が3割もいるのに、キシダメは預貯金よりも投資をしよう、と叫んでいます。どこに投資する余裕があるのか。キシダメは、なんにもわかっていませんね。キシダメの股間を蹴り上げてやりたいね。


  ことわざ  首相も総裁も秋の彼岸まで


 

 気をつけよう 自公維国!!
   選挙には投票に行きましょう。

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