がん患者の父

娘が膵臓がんになった。まさかまさか、痛恨の極みです。

抗がん剤投与できず

2クール目の抗がん剤投与が隔週の火曜日にあります。婿殿は勤め先の了解を得て、火曜日は休みをもらい、病院への送り迎えをすることを決めてくれた。


46時間ほど鎖骨下のポートへの点滴注射針を刺したままなので、二日後の木曜には針を抜きに通院するが、こっちのほうは家内や姉が面倒みます。体力が回復すれば、タクシーで一人で行けるだろうと本人も話しています。


一回目の投与のあと、吐き気や無気力感がいくらかでたけれど、大した副作用はあらわれなかった。食事もしだいに種類も量も。増えていった。とはいっても、買い物には出かけられるほど、体調は回復していないので、食事は家内と長女が作って、車で運んでいます。


自力では動けない病者がでると、核家族は身動きできなくなる。壊滅的になります。幸い、車で1時間、電車の乗り継ぎだと2時間と、比較的近いところに居るので、介助がしやすいが、そうでない遠遠隔などの事情の患者家族では、思いやられる。大変な苦労をすることになるだろう。


さて、二回目の投与だが、朝いちばんの事前検査でなんと、白血球が少なすぎて投与は中止となった。またしても、がっかり。落ち込む。白血球を増やすための注射があるらしいが、そういうことも見送り、自然の回復を待つことになった。


ここで初耳だが、血液や生検の臨床検査で「腫瘍マーカー」になるいくつかの数値がわかり、それによって投与の可否を決めるようです。


Wikipediaによると、「癌患者の腫瘍マーカーを定期的に検査することは、再発の有無や病勢、手術で取りきれていない癌や画像診断で見えない程度の微小な癌の存在を知る上で、確実ではないが、有用な方法である」


「しかしながら、通常は進行した癌の動態を把握するのに使われるもので、早期診断に使える検査法ではない」とあります。いろいろ条件付き効能が認められている指標らしい。


娘は白血球の量を平常に戻すために、なお一層、食事に気を使うことにした。フコダイン
成分が多いとされる根昆布の汁を飲んだり、ニンジンジュースがいいという友人からの勧めもあって、朝晩、飲むようにしている。


体にいいと言われることで、食事のことなら、それはそうだろうな、そうかもしれないと効果がありそうなことは試みてみるつもりだが、Oがんセンターの医師が語ったように、根拠がない薬剤を使ったり、神がかりのような民間療法には距離を置いていきたい。