がん患者の父

娘が膵臓がんになった。まさかまさか、痛恨の極みです。

初めてのお見舞い

膵臓がんと言われた娘を初めて病床に見舞った。すでに入院して6日たっています。その間、娘はいわゆる検査漬け状態。採血はじめレントゲン、CT,、MRIなどなど。


私もトシ取って、この数年間に腸閉塞で二度、脊柱管狭窄症で一度入院。後者の方は背中を開いての手術でした。いずれの場合も、先に述べた検査漬けになる点では同じでしたから、娘の気分がよく理解できた。


ベッドに横たわる娘は、げっそり頬がこけて弱々しかった。鼻から腹水を抜くチューブが入り、腕には点滴が落ちている。身動きならない。痛々しい。こういう場面では、いったい、私は見舞客からどんな声をかけられていたか、思い出そうとしても具体的には思い出せない。


結局、もごもごとなにやら声をかけた。娘もうなづいている。家内と娘の二つ違いの姉は、ベッド回りのことをかいがいしく世話しています。男親は、そういうことに気がまわらないから、ベッドからすこし離れて、かわいそうな娘をみまもるしかない。


入院10日目に朝から手術という段取りがきまった。開腹してみて、どうか。軽いのか、重いのか。おもぐるしい気持ちで、その日を待つことになった。