退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

観葉植物

 真冬なのに、きょうは春のように暖かい。冬うらら、ですね。
 観葉植物を居間で育てていますので、暖かい日差しはありがたい。
 暖かい土地育ちの観葉植物は、越冬が大変です。
  毎冬、低温に弱い植物をダメにします。


 朝起きてから寝るまでは、室温を20~22度にエアコンで調節していますので、昼間は、安心ですが、夜間は二階で寝ますから、居間のエアコンは切ります。切ると,急速に部屋の温度がさがります。


 植物のためなら、ずっとエアコンをつけておけば、いいのですが、年金生活者には、そういう贅沢はできません。モノの本によると、温度差は最高と最低は10度以内にせよ、とありますが、そうは行きません。この過激な温度差に植物はストレスを感じているに違いありません。


 枯れるのが、かわいそうだから、観葉植物を置かなければいいのです。理屈はそうですが、なかなか理屈通りの気持ちにならないので、育てているわけです。植物には迷惑な話
でしょうが、室内に緑があるのは、安らぎであり、潤いです。 


 日中は、日当たりのいい窓際ですので、晴れ間ならたっぷり日差しを浴びています。植物も見るからに元気です。水やりは、夜間の冷え込みで根が傷むもとになりますから、鉢の表面がサラサラになるまでやりません。


 肥料もそうです。冬に入る前に、鉢の土壌の半分くらいは、肥料がよく利いた土と入れ替えていますから、やる必要がないのです。いくら日当たりにいい場所に置いていても、冬場が葉や茎に成長がみられません。植物もわかっているようです。


 それでも害虫が棲みつくことがあります。ホンコンカポックには、小さなアブラムシがたくさんまとわりつき、ギョッとさせられます。これまでたくさんのヤシ、ポトス、オリヅル
ランなどを枯らしました。


 一方、透明の袋をかぶせてやると、アロエやサボテンは、ベランダの下でも越冬できます。それぞれに個性がありますね。




後列 ホンコンカポック、食わずイモ、
前列    スパティフィラム


手前からボストンタマシダ、モンステラ、サンセベリア、ドラセナ。窓際の一等席です。



 バキラ。これは昨秋、ダイソーで買った小さいヤツを鉢植えにしたものです。


 バキラは、成長が早い。いわゆる「888」の肥料をやると、見るたびに成長していく感じで、愉しみです。「888」というのは、植物の成長に欠かせない肥料、窒素、加里の三成分がほぼ等分に入っている化成肥料のことです。肥料袋に「888」と書いてあります。室内で使うので、無臭なのがいいです。


 そばの文鳥のフイギィアーは、8年間飼ったことがある手乗り文鳥をしのんで、ダイソーで買ったものです。まあ、アバターですね。


 こんな植物の葉っぱを一枚ずつ、ウエットティッシュできれいに拭いてやると、葉っぱが生き返るように見えます。こういう作業をすると、昔ながらの盆栽好きや菊づくりの愛好者の気持ちが、すこしばかりわかるような気がしますね。


 冬日和には、いい作業です。

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