退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

虚言放言暴言無責任

 その一、自民の副総裁、アソウ(82)が地元の後援会で、「原発事故で亡くなった人はゼロだ」という虚言を話しています。だから「原発の再稼働,新・増設は大丈夫」と言いたいらしい。アソウは、フクシマ原発事故いらい、原発問題で一度も新聞に目を通さず、井戸端会議の話題にもしなかったらしい。


 そうでないと、こんなアホウらしい発言が出るわけない。すぐに官房長官が、発言内容を否定していましたが、当たりマエダのクラッカーじゃーないですか。死者ゼロというのは、あのタカイチ・サナエも、そう発言したことがありました。どうも原発推進派の連中には、原発は事故が起きても安全だという誤った認識を広めたいらしい。国民をバカにするのも、いい加減にせい。


  アソウはまた、「少子化の最大の原因は、女性の晩婚化だ」と見当はずれの認識をしゃべっています。女性が結婚を先送りしたり、あるいは、未婚のままでいるのは、この国の政治の貧困では、結婚したくてもできない社会的な要因がありすぎるからだということに、思いがいたらないアソウのアタマです。こんな有害無益な高齢者が政権の中枢に長くいるのは、ほんと国民の不幸です。


その二、高齢者といえば、この人物のハナシはひどい。いま売り出しの「米イエ-ル大学助教授」という成田悠輔(38)なる人物が、日本の高齢化について「唯一の解決策は、結局、高齢者の集団自決、集団切腹みたいなのしかないんじゃないか。別に物理的な切腹ではなくて、社会的な切腹でもいい」という趣旨の放言をしたとネットで物議をかもしています。


 東大出の秀才バカなんだろうな。自身は永遠にトシは取らないつもりでしか、こういう発言は思いつかないだろう。米国での肩書「アシスタント・プロフェッサー」は日本では「助教」だが、本人は、「助教授」だと名乗っている妙なヤツだ。日本では、この地位は「准教授」という。昨今、目立ちたがりに多い、世間の流れに思い切り逆張りして、注目を浴びたがる手合いの一人かな。


その三、日本維新で参院議員になった歌手の中条きよし(76)が、国民年金機構から未払いの760万円をおさめてくださいとの要請に「年金はもらうつもりがないので、支払わない」と暴言しています。この人物、国会初の質問の場で自身のクリスマス・ディナーショーの案内をやってのけて、世間を唖然とさせたバカです。


 年金制度は、払う、払わないの選択の余地がない義務です。いくら担がれて議員になったとはいえ、このトシで、こんなことを知らないとは常識外もいいところ。ウソみたいな話です。どうも比例代表制度という選出方法の弊害を丸ごと抱え込んだようなトンデモ人物だなあ。


その四、バイデンの言われるままのキシダメは、キシデンと改名するといいが、それはさておき、コロナ禍の感染症対策を2類から5類に格下げする方向を表明しました。5類とは、破傷風や梅毒なみの扱いで、医療は原則、自己負担になります。


 コロナ禍が長引き、国民もマンネリ感はありますものの、決して鎮静化したわけではありません。マスコミが報道に飽き飽きしているだけです。むしろ、オミクロン株になってからは感染者も死者も増えているのです。下記の表をご覧ください。厚労省の発表資料をNHKが作成したものです。NHKもたまには、マシな仕事をします。 






 昨年暮れから今年にかけて、わずか1カ月で死者が1万人も出ています。コロナ禍発症いらいの死者は6万余人ですから、6分の1が集中しているじゃーないですか。なぜ、こんな危険な状況にあるのに、検査も入院措置も自分負担でやりなさい、政府は手を引きますといえますか。


 考えられるのは、経済活動をもっと活況させたい、公的な医療負担を軽くしたいということでしょう。国民の命と暮らしよりも自衛隊を米軍と一体化する大軍事拡張、そのための大増税へ、キシデンは走り続けたいからでしょう。「どこの国の首相ですか」とかつてアへがナガサキで被爆者から問われたことがありましたが、ぼくも、そう問うてみたい。


  ちなみにイソジンでコロナが防げるなどと虚言を言ってコロナ禍初期のころからTVで出ずっぱりで名を売った大阪府知事、ヨシムラのもとで、大阪府はコロナ禍死者は全国一を突っ走っています.人口で1・5倍多い東京都を寄せつけないのに、ヨシムラは春の知事選に再選を表明しています。大阪公立大の授業料を府民に限り無償にすると見え見えの利益誘導し、非力なコロナ禍対策を目くらまししています。


 春の選挙、まずは自公維に、熱い熱いお灸をすえましょう。

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