退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

小春日和の、、。

 おだやかな温かいお天気。小春の季語にふさわしい一日です。


    


  庭のコキアが、ようやく色あせてきました。つい最近まで、目を奪うような真っ赤に色づきでした。おしゃれな名前ですが、和名は,ほうき草。もうちょっと、粋な名前があってもいいんだがな。連れ合いに聴いても、植えた覚えがないといいますから、おそらく鳥がタネを運んできたのでしょう。まさに天からのギフトです。

      


 貸し農園のダイコンは、順調に育っています。もう土の上に2.3センチの白いダイコンが肌をみせています。ダイコンは重宝な野菜。これだけあれば、冬の間、間に合います。


  


左、ジャガイモは不揃いながらOKのようです。ニンニクの芽はなかなか出なくて心配しましたが、どうやら上手くいきそう。来年6月の収穫まで長期栽培です。


   


 右側の黒いマルチで覆われている方が、玉ねぎの苗。マルチの左側の、か細い苗がラッキョです。見えるかな。ラッキョは、いただきものの球根を初めて植えましたが、やっと立ち上がってきました。あと写真を撮り忘れたものにニンジンとホウレンソーがあり、それで全部です。葉っぱものは、主に庭で育てて、根菜ものは農園です。散歩を兼ねて水やりに行くのが、楽しみなときと、面倒くさいときもあります。


 こういう野菜類を見ていると、ずっと食べてきたものですが、どういうタネや球根から、どんな苗や葉っぱに育ち、食べれるようになるのか、そんなことを考えもしなかった暮らしだったなあ、と思うことがあります。


 しかし、ぼくの場合、転勤がつきもののサラリーーマン生活では、仕事一筋。がむしゃらな生活でしかなったですね。北欧やドイツではサラリーマンは、7時間労働、一部では午後3時が退社時間というところもあって、夕飯まえ、父子が遊ぶ時間がとれるという。イギリスやドイツでは家庭菜園が盛ん。フランスやイタリアでは有給休暇とは別に夏休みが20日間くらいと取れるそうです。こうなると、日本人の暮らしとでは生活の質が違います。


 ただ、ただ勤勉に長時間働くことに労使ともに意義をみだしているうえ、30年間給料がアップしないのに暴動も起こさず、黙々と働く日本人というのは、やはり世界の潮流から見ると、”不思議な先進国の人々”という気がしますね。


 ”食う”ために70~75才まで働かないと、なけなしの年金も貰えそうもないというのは、どう考えても異常ですね。いつになったら、個人がゆとりを持てる国になることやら。
やはり、上から与えられるものだけに納得し、逆らわず。むしろ忖度して、ご機嫌を取り結ぶ封建時代からの習性が身についてしまったのかもしれない。奴隷根性って、いうのかな。

   


  公園を横切っていて、空を見上げると,樹間の先に飛行機雲が筋状についていました。
すぐに筋がバラけだしましたので、雨が近いのでしょう。



(facebookから引用しました)

国民負担率:所得に対する税金や健保,厚生年金、介護保険などの社会保障額をあわせた個人負担。財務省の調べでは令和4年、48.4%となっています。



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  「アメイジング・グレイス」は、もとはアメリカの奴隷商人だった人物の懺悔の歌だといいます。そう思って聴くと、これは讃美歌そのものです。がんで早逝した本田美奈子さんの追悼番組で聴いた澄みきった歌唱力に泣かされましたね。






 気をつけよう。自公維国!!

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