がん患者の父

娘が膵臓がんになった。まさかまさか、痛恨の極みです。

また投与見送り

四回目の抗がん剤投与は、また好中球が基準以下に減っていたため、中止となりました。
新しい薬の投与シフトは、三週連続したあと、一週休むでした。


しかし、このシフトは一度も守られていません。二週連続できたことが一回ありましたが、あとは、隔週ごとになっています。


副作用は比較的軽めとされるこの薬剤のせいか、起きていられないほど体がだるいとか、激しい下痢とかの作用はありませんが、顕著に現れるのは、骨髄抑制のようです。


前の薬でも「白血球の減少」がしばしばあり、投与を見送ったことがありましたが、今回は、白血球のなかでも、具体的に「好中球が減少」と指摘されて、投与はできません。


好中球というのは、調べてみると、感染症を引き起こすような悪さをするものに対して、防御する働きをするもの。これが少なくなると、当然、免疫力が弱くなり、ちょっとしたことで別の病気を誘発すると言います。


いずれにしても、血液を造成する骨髄が、こんどの薬では、影響を受けています。あるいは、薬の効用とは別に娘(次女)の体力が弱くなっているのかもしれません。


そういう心配をかかえているにですが、目に見える日常の暮らしの限りでは、幸いとても元気な(元気そうにみえています)様子なので、ほっとしています。この例年にない酷暑が続くなか、よく出歩いていると聞くと、驚いています。


次の投与日の翌日は、こちらで大がかりな花火大会があるので、体調がよければ、泊りがけで行きたいと言ってきています。その日、娘の最愛の一人息子の中2は,後学のために一泊どまりで学校から東大見学に出かけますので、気がラクになるのでしょう。


夏休みの間に娘二人の家族とともに、近場の温泉へ泊りゆくプランを長女が立てています。みんな揃って集まれる機会はこれからも、ずっとあるのかどうか。この暑さを乗り切って一年目の秋を迎えられるかどうか、みんな口には出しませんが、気がかりなのです。


いまの切なる気持ちとしては、あの「7か月~一年」という医師の余命診断が間違いであってほしい、膵臓がんⅣ期では「ミラクルはのぞめません」と言い切ったセカンドオピニオンの医師の判断を覆して生きてほしい。それに尽きます。