退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

ホームランブギ

 あの大谷さんの、奥さんが姿を見せました。
 騒がれていた通り、バスケの元選手でした。


   (FACEBOOKから引用しました)


 NHKニュースを見ていたら、大谷さんがリーグ開幕戦がある韓国で、空港を歩く映像が流れてました。さすがに民放みたいに奥さんの話題が中心ではなくて、米大リーグの開幕戦が韓国で行われるのは、初めてで珍しいという紹介のふりをして、しっかり奥さんの映像を二度も映していました。ゴシップ報道じゃあーあーりませんよ、というNHKのぎこちない、いいわけ姿勢が、面白いですね。


 ぼくの連れ合いは、大谷さんを、明るく、人柄がよくて、のびのび育って、才能もあるし、イケメンだとベタ褒めして、どんな両親が育てたのかな、と見るたびに同じこと言って気にしています。


  世間というのは、いじわるで、時にはやし立て、時に冷たいもので、ジムの更衣室での、おっさんたちの会話に、こういう、ひどいのがありました。


 「あれで半年後に別れたら、慰謝料500億円やあ」
 「いいな、一生遊んで暮らせる」


 7ケ月で別れたスケートの羽生さんのこと、1千億円超の大谷さんの契約金のことを前提しているのは、いうまでもありませんね。みんなゴシップに強いんだあと感心します。


 だいたい、NHKばかりでなく、民放を含めて、一般ニュースのあとにスポーツニュースが流れます。国会の政倫審での自民党腹黒連中の、うんざり、呆れた、アホらしい弁明ニュースのあとに、アナウンサーが「次はスポーツですッ」と言って場面が変わると、アナが急に元気で、にこやかにしゃべりだします。


 国政にしろ、ウクライナにしろ、ガザにしろ、もういい加減にしてよ、という感じですものね。スポーツの持つ公平明朗さみたいものが、ホッとさせるのかもしれません。もっとも
タチの悪いTV局は、国民にとって大切だが、政府に不都合なニュースがあるときは、スポーツニュースの時間を長くして肝心なニュースを伝えないようです。その点は「皆さまのNHK」も同類です。スポーツニュースの時間は、いいように使われます。


 ところで、大谷さんといえば、ホームラン。それで思い出したのです。いつもの昔話で恐縮ですが、小学校の5年か6年生のころ、学校の教室のまえの廊下で、笠置シズ子の『ホームランブギ』を大声で歌っていたら、隣の教室から、メガネをかけて顔色の悪い教師がでてきて、いきなり耳を引っ張った。「うるさいぞ」と怒りながら、耳を引っ張って歩いたので、痛さをこらえながら、ずるずると数メートル、引っ張られるままに、よろけて歩いた。


 この一件があってから、ずっと教師嫌いの一因になりましたね。こちらが自習の時間だったので、怠けたという落ち度があったせいにしろ、あの教師の仕置きはこたえた。子ども心に屈辱を感じました。中学のときも、教室に誰もいないとみて、補導担当の教師が、居残っていた生徒をぶん殴り続けるのを目撃したことがあります。ぼくは、足音を聞いて、とっさに机の間にしゃがみで,難を逃れた記憶があります。


 この教師は毎週、朝礼台にたち、もっともらしい説教を垂れ流す男でした。おかげで、人を諭し、率先行動しているかのような人物の偽善を見抜く力がついた記憶ですね。今回の自民党の連中の裏金問題を知らぬ存ぜぬと逃げまくる場面などは、よくまあ、これだけデキの悪い連中がそろったものだと気分が悪くなりますね。


 そういう人物が跋扈する世のなかですが、歌やスポーツは、人生を豊かに楽しくさせてくれる効用が絶大ですね。読書や音楽は、大きな学びや癒しでもあります。さわやか大谷さんは、これからも、どんどん驚きを与えてくれるでしょう。子どものころの懐かしい歌を歌ってくれた笠置シズ子さん、懐かしいですよ。


 youtubeに笠置シズ子の『ホームランブギ』がありました。ついつい歌ってしまいたくなりますよね。前奏が長いのは、歌い出す前に笠置シズ子さんが、ピッチャーの真似して、ボールを投げるパフォーマンスをするからだそうです。テレビもない時代、見たことはありませんでしたが、、。


  



         気をつけよう、汚染水と自公維国!!

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