認知症と癌と
今さらですが、『ダイ・ハード』シリーズで知られるアメリカの人気俳優、ブルース・ウイリスが、二年前から失語症、認知症となっていることを知りました。まだ69才。タフ・ガイが売りだったのに、、。

(googole画像検索から引用)
その前日は、知人とお茶を飲み、共通の友人が認知症にかかり、施設に入っていると聞き、がっくりしたところだったのです。その共通の友人は、行きつけの山の草花の観察調査にのめりこみ、一山全体、700余種に上る草花の同定(種類を調べる)、写真を撮り、本に仕上げた傑人です。山歩きで鍛えて元気な人でした。達者な人が、はて?
永年、高齢者をやっていると、がん死や認知症の話が気にかかります。父は胃がん、実母は認知症の末、老衰死。兄は胃がん、次女がすい臓がんで亡くなった時の悲哀は言葉になりませんでした。友人知人は、ほとんどがこの二つの疾病で旅立ちました。
がんの死者は厚労省の調べで、昨年は38万5000人、全死者の4分の一ががん死。もう57年間、死因のトップを維持しています。一方、認知症の患者は、来年度、750万人に上ります。750万人といえば、四国4県の総人口に匹敵します。想像してみてください。四国の県民全部が、認知症だなんて、恐ろしい現実を!!、16年後の2040年には65才以上の高齢者の半分が認知症になるという数値をあげています。二つの疾病は、国民病といえます。
ぼくは、がんと認知症とについて、よくベッドの上で、寝酒に酔ったアタマで愚考します。この二つの疾病は人類の敵です。今なお、事実上「不治の病」だからです。
(付けくわえると、疾病ではありませんが「安楽死・尊厳死」ついても人類的規範が必要です。安楽死は、治療見込みがない場合、本人の意思で薬物投与など医療手段で死ぬことです。スイスなど一部の国で認められていますが、人類の死のありようとして、世界共通の標準化が求められていると思います。それに従って日本でも採用されるべきです。ぼくは医療施設で同意した安楽死は選択肢にあるべきだと思っています)
がんと認知症は国を問わず、人種を問わず、高齢化する人類に蔓延しています。減少する気配はありません。誰にとっても、今、そこにある危機です。年寄りの妄想と笑わないでくださいよ。仮に宇宙人が敵意をもって来襲してきたら、人類は国境や民族を超えて共同して、地球人として迎え撃つはずです。同じように、いまだに決定的な治療法がない、がんと認知症について、なぜ地球人は総力をあげて立ち向かわないのか。
人類は地球的規模で、がんと認知症のベスト治療法を研究開発すべきではないか。政治家の好きな表現に倣えば、「喫緊の課題」ではないか。
戦争なんかやって、人を殺し、モノを破壊している場合ではないのです。億兆円もかけて戦争する。その何分の一かの金額でさえ、巨額なものなるはずですが、その費用を投入して、世界中の知恵を集め、最高の施設整備を行い、がんと認知症の治療法を考える人類共用の国際機関を設けて、立ち向かってほしいものです。
恥知らずな選挙妨害で米大統領を在職中に辞任してニクソン。この人物がエライのは、中国との国交を正常化したこと。もう一つは、1971年、「がん対策法」を国家規模で初めて成立させ、挙国一致で当代一流の研究者、医師らを集め、本格的にがんの治療法に取り組んだことだと思います。(日本では2007年、「がん対策基本法」ができていますが、、こちらは行政のかかわり方の対策が多い)
アメリカの対策法に基づいて、たとえば、世界各地の民間に伝承されるがんに効く、薬効があるという動植物、鉱物など数十万種を集めて、がん治療に効果があるかどうか、検査しました。結果は、なし、でした。自然界には、がん治療に有効なものはない、という結論です。僕は次女の闘病中、せっせ大量のニンジンを送っていましたが、むなしい努力だったわけです。
研究開発にアメリカの英知を集中してから、53年後の現在、アメリカでは、予防と治療を減らしたがんもあれば、変わらない、増えたがんもある実態だそうです。当初、一億ドルの巨費からはじめ逐次投入で予算を増やし、「がんとの戦争」(ニクソンの弁)に正面から闘いましたが、ベスト治療法はいまだにたどりつけていないのです。言葉を変えていえば、がんの攻勢に負けているのです。
人類は、世界的な協力体制で死に至る病「天然痘」を根絶した成功例をもっています。世界33カ国で発生、患者数は年間約2,000万人、死亡数は年間400万人と推計されていました。徹底的に患者を見つけ出し患者周辺に予防接種を行う「封じ込め作戦」に戦略をとった効果、1978年の患者発生の報告を最後に地球上から天然痘の発生の報告はなくなり、1980年5月、WHOは天然痘の「世界根絶宣言」を行いました。その後、現在までに患者の発生の報告はありません。 戦前から日本で猛威をふるった「結核」も、1950年代以降に死亡率が激減しました。(この項、国立感染症研究所など調べ参考)
がんと認知症は、大勢の患者が苦しんでいるのに、コロナのように感染症でなく、直接本人が罹患するか、身内の問題となってから、その治療の大変さを思い知る疾病です。こんな問題こそ、英明な政治家が国家的、あるいは国際的に撲滅への対策や協同を求めてビッグ・キャンペーンを起こしてほしいものです。
ニクソンが挑んだような、がん撲滅作戦を、アメリカだけに限らず、全世界に広げて各界の頭脳を集めて、再度取り組んだらどうだろうか。高齢化が進む地球は、がんと認知症で苦しむ人たちで、埋め尽くされそうな悪夢をみます。
広い視野で国民の不安と不幸を一掃したいと熱意を持つ政治家は日本にいるのか、はて?、見渡せば、自分の利権だけに血眼になる愚劣な政治家ばっかし、だなあ。
”悲しい寝酒”です。
ニクソン大統領が「がん対策法」に署名したときの映像がありました。
ご覧ください。左下に出る[見る youtube」をクリックすると、字幕つきに
なります。
気をつけよう、汚染水と自公維国!!
都知事選は蓮舫に投票しましょう。
総選挙では、裏金兼統一教会議員を落選させましょう。

(facebookから引用しました)