退屈な80代

           還暦、古希、傘寿を経て、日々の所感を綴ります。

誕生日の酒

usagi

 先だって誕生日を迎えました。

 いくつになった、といいますのが、ふつうでしょうが、申しません。ブログのタイトル『退屈な80代』を『退屈な90代』に変えるのには、ほんの少しだけ間があると言ったところです。


 先輩同輩 知人友人、身内のものたちと、一緒に歩んでいたつもりでしたが、気がつくと、独りで歩いている羽目になりました。みんな先に逝ってしまったのです。長生きしますと、こういう孤独な環境に陥ります。長命の代償ですね。避けられないことなのですが、心身に徐々に耐性がついてきます。


 長女が金一封をくれましたので、連れ合いと、回らぬ寿司屋で、すしをつまみながら、生ビールをたらふく吞みました。「生」は、ほんとうにノドが鳴るウマさ。自宅ではサッポロ黒ラベルを飲んでいまが、時々、むしょうに生ビールを飲みたくなりますね。


 帰宅後,サイドボードをごそごそ探し、写真のバーボン「ブラントン」を見つけた。頂き物や買ったものなど高級感のある洋酒が身分不相応にあります。身辺に何かいいことがあったら、飲むつもりでしまってあるのです。貧乏性の知恵です。


 なかなか、いいことが起こりませんので、飲む機会がありません。作家、井上靖は晩年、ヘネシーやレミー・マルタンなどコニャックを二晩に一本空けていたという記事を昔、読んで、そのゴージャスな晩酌うらやましく思ったものです。


 こちらは、そういう贅沢な暮らしにほど遠い。身の丈にあった安い酒を飲んでいます。ただ、クセがあるものが好きなので、焼酎ならイモ焼酎、ウイスキーならバーボンです。日本酒はやりません。




 さて、巾着袋に入ったバーボン「ブラントン」は、バーボンの本場アメリカでは比較的歴史の浅いものです。決してブレンドせず、一個の樽からストレートに瓶詰めされたというのがウリ。飲むと、ふんわりバニラの香りが漂う一品です。野趣の富む粗削りなバーボンとは、一味も二味も異なります。八面体の瓶の上にケンタッキー・ダービー出走馬(八種類ある)のフィギアーが飾ってあるのが知られています。


 この酒は、思い出せば、駅前のビルにあった、行きつけの飲み屋のオカミさんからもらったものです。入社してから卒業後まで30数年通いつめた飲み屋でした。昼下がり、会社に上がるの面倒くさいときも立ち寄り、遅くまで仕事した帰りにも寄って、ここでよく沈没していた。


 オカミさんは、昔の日本の植民地台湾で育ち、敗戦後、日本に引き揚げてきた。戦後の混乱のなかでかなり苦労したらしい。会社の労働組合で書記をやっていたこともあるという変わりダネでした。家族はいなかった。旧制高女を出たといってましたから当時としてはインテリでした。社会的なことに一家言を持っていて、ビール飲みながら、世相のことなんか、あれこれ駄弁って、気があいました。


  このオカミさんは、盆休み、年末年始にはよくハワイで過ごしていた。あるとき、

「よくハワイにいくけど、青い目のオトコでもいるんかいな」

と軽口を言ったら、


 「アホ、青い海と空を眺めて、ぼんやりするのが、一番のクスリや。激安サラリーマンにはわからんやろ」

と笑ってかわされた。


 ”激安サラリーマン”のお代を、他に付け回してくれたこともある。当時は、海外から洋酒3本が免税で持ち帰れた。そんな中の一本を、しばしば、ハワイ帰りにくれたものです。


 「ブラントン」を飲むと10分くらいすると、体が熱くなる、頬が上気する感じになります。なにしろ、アルコール度47%くらいだから、きつい。沖縄の泡盛を遥かに超す。西部劇のカウボーイがカウンターで、グラスのバーボンを,ノドに放り込むように一気に飲むは、このアルコール度がきついせいかもしれない。


 オカミさんは、こちらが退職後、数年たって亡くなった。飲み仲間で開いた「偲ぶ会」で、近くの居酒屋の女将さんが、たまにハワイに一緒に行ったと言って、参加しくれた。その女将さんの話が、思いがけないことなので驚いた。


 オカミさんは、想像していたトシよりも十歳以上も年長だったうえ、なんと姓名、つまり苗字も名前も、ずっと偽名で通していたのでした。あっけにとられましたね。どんな事情があったのか、未だに、理由がわからない。


 昼酒を飲んで、酔ったアタマを左右に傾けながら、昔話を思い出します。眠たくなったら寝る。何時に寝ても、何時に起きるのも、自由。こんな自由こそ、長生きの、ご褒美ですね。まあ、いいバースデイでした。オカミさんと再会するのは、もうちょっと先でいい感じです。



    


  (上下4枚、写真、イラストはFACEBOOKから引用)


  


  (夕食会ではしゃぐタコイチ)

 

  「世界の平和と繁栄を守るのは、ドナルド貴方だけ

 世界がア然とするような、おべんちゃらをトランプにいうタコイチ。

 ブラックジョークといったしゃれではない。心底、こびているのは、

 出迎えのトランプに飛びつくように抱きついたことでも、明白。

 とても、ただ親愛を示すハグなみではない。


 なんとも情けない姿を世界にさらしたものです。

 世界中がトランプのイラン攻撃を非難していている最中です。


 ホステスなら客の金目当てに抱きつきもするが、

 80兆円投資しろ、と強要されている相手に首相が抱きつきとは!!

 これほど、みっともない首相は、史上初ですね。


 外交ではなく、朝貢(下位の国が保護代として貢ぎ物すること)ですね。

 このニュースは世界を駆け巡り、「日本はアメリカのペット」(英国紙)

 であることを世界中に改めてしめしました。

 全方位外交の国益を損なうタコイチです。


  (fACEBOOKから引用)

 



汚染水 (政府用語、処理水)、放射線除去したのなら、なんで海に流すの?

汚染土(政府用語、復興再生土)、汚染除去したのなら、なんで全国にばらまくの?