退屈な80代

           還暦、古希、傘寿を経て、日々の所感を綴ります。

男社会の台所

usagi

 連れ合いが、台所の暑さにネをあげて、額に汗を浮かべて、いいます。


「台所の設計なんか,男社会がするもんだから

 エアコンのつけるところがない」


 なるほど、うちの居間と台所は「逆 L字型」でつながっています。長い方の辺が、居間。短い方が、台所。


 台所の一方は、裏庭に降りる扉、流し、ガス台の順。突き当りは、作り付けの食器棚。

流しの前は窓ガラス。流しの上は小物の炊事関係物の食器棚。


 反対側は廊下へ出る扉、米びつとチンをのせる棚、食器棚、冷蔵庫、物置の順で並ぶ。長方形で6畳くらいか。確かに、エアコンをつける余地がない。壁に余裕がない。室外機とつながる場所がない。


 居間は、結構広くて20畳用のエアコンをつけていますが、台所までは冷風が届かない。なにより居間を冷やすため、境にドテッと厚手のカーテンで仕切ることが多い。


 煮物、焼き物、湯をわかす台所は、今年の暑さで「暑熱地獄」と化しています。ぼくと同様の後期高齢者である連れ合いは、ことのほか、しんどいといいます。男が炊事する身になってみれば、こんな熱い台所では、やってられないと言っているのです、連れ合いは。


 足元に扇風機を持ち込んで回していますが、ガス台上の大きな排気扇もぐるぐる回っていますので、風はどんどん抜けていきます。あんまり効果がないみたい。


 「台所にもエアコンをつけられる設計を」

 販売促進のキャッチフレーズにもなります。

 「夏、台所が涼しい家」と。


 このブログをハウスメーカー、住宅設備関係者が、目にしたら、ぜひ参考にしていただきたい。年々暑くなり、いままでの台所では、炊事中に熱中症になるかもしれない。連れ合いの台所暮らしには間に合わなくても、次世代の人が助かるだろう。


 連れ合いのいう男社会のせいだという実例は、むかし経験した。就職した会社は男ばかりの職場で、戦前に建てられた5階建てのビルのなかに、女子用のトイレがなかった。唯一、電話交換手室がある5階だけは、男性用を女性用に切り替えていた。


 女性が職場に常にいるという状況を想定していなかったようだ。あとあと入社するようになった女性は、遠い別棟の役員室近くか、5階のトイレに通っていた。気の毒な話でした。


 あの頃は、ひどかったなあ。エアコンが普及するまえで、真夏など各所に何台も扇風機をおき、内勤の先輩連中は、ランニングシャツ、ステテコ姿一枚で仕事を処理していました。とても女性がいっしょに働ける環境ではなかった。


 


       

        (google画像検索から引用)




 こういう映画がありました。アメリカのNASA(アメリカ航空宇宙局)は、人類の科学の粋を集めて、宇宙にロケットを飛ばし、人工衛星を開発、管理する、国家挙げての肝入りの職場。優秀な白人だけの職場と想定したのか、後から入ってくるようになった黒人の女性3人に白人上司が問う。

 

  「いつも40分くらいいないね」

  「え、その、実は、トイレがないんです」

 

 黒人用のトイレは、なんと800メートルも離れた別のビルにしかない。黒人女性たちは催すと、こらえながら走っていた。もちろん給与も低いし、職場も隅の方と、差別されている。


 ところが、です。国家の威信をかけて打ち上げたロケットが、設計通りにいかず、軌道を外れる危機に瀕する。世界が注視するなか、あわてふためく白人職員。絶望する職場の空気。


 そのとき、黒人の女性たちは、天才的な計算能力を発揮して、ロケットの軌道修正に奇跡的に成功する。当時は、米ソ冷戦のなか、ソ連と張り合っていたアメリカの面目を黒人の女性たちが救ったのです。


 そのロケットが無事になったあと、NASAの心ある上司は、職場のトイレの扉の上にある「白人専用」と看板を怒りをこめて叩き壊します。NASAは、やっと白黒平等の共用のトイレになるのです。実話を元にした古い映画ですが、アマプラで見れます。


 前にも書きましたが、人種、民族によって人間は外見上の差異がありますが、能力の違いはぜんぜんないのです。お互いが共存共栄、助け合いすることが可能なのです。


 そう考えると、外国人を差別したり、日本人ファーストなどという人物や政党,あるいは支持者は、どうしようもないバカの集まりですね。外国人を悪く言ったり、見下したり、気にいらなければ帰れ、と言ったりして。


 でもですね、そんなこと言ったところで、言ってる本人の暮らしは、豊かにも、幸せにもならんのです。憂さ晴らしにしては、時間のムダですね。そう指摘すると、気分を悪くして、そっぽを向きます。ほんとバカですねえ。


 いまや、あなたがケガして入院したら、看護はベトナム女性、老人ホームでおむつ替えてくれるのはフイリピン女性、屋根の穴があいたら、中国人、ゴミ集配 道路舗装はスリランカ人、クルマを組み立ててるのはブラジル人、そして魚を獲ったり、野菜を収穫してくれるのもインドネシア人はじめ各国の外国人ということで、ニッポンは回っているんですよ。日本人というだけで、そんなにエライのか、胸に手を当てて考えてごらんなさい。


 実際、「口達者で元気なバカ」は手に余ります。トランプしかり、橋下徹しかり、最近では神谷宗弊しかり。でも、よくしたもんで、トランプには世界の七割くらいが、うんざりしています。橋下が、TVに映ると半分以上の人がチャンネルを切り替えます。神谷も、間もなく、確実にそうなるだろうと思っています。

 

 ああ、そういえば「モノを言う経営者」ことサントリー会長の新浪。アへの「桜を見る会」におべっかして、タダで酒類を提供するかたわら、「45歳定年制」にしろとか、「国民皆保険制度」はやめろとか、無茶ぶりの言いたい放題だったが、サプリ問題で自滅しました。


 あのサプリ説明、どこかおかしい。だいたい自社で山ほどのサプリ売ってるじゃあーりませんか。なのに、わざわざアメリカ製のサプリを買い、ややこしい方法で配達してもらってる。誰が見ても、そのサプリが怪しい!、快楽倍増の大麻でも入っていたのとちゃうか。4人目という奥さんの証言がいりそう。


 捜査当局は、ひるまず正体突き止めや。サントリー、これからも呑みませんよ。昔から言います。「巧言令色、すくなし仁」。口先巧みなヤツは、誠実な徳がないって、ね。


 まあ、なんやね、外国人嫌いなんてこといってるよりやね、自民党さん、あんたらが、ゆうてた2万円やるとゆうてた話、あれ、どないなっとんねん、選挙で負けたら知らんぷりではすまへんで、と声を上げた方が、よっぽどマシやおまへんか。(なぜか大阪弁になる!)


    

       (FACEBOOKから引用)


 さて、台所の構造は、いつ冷暖エアコン装備ができるようになるのか。

それとも、人類は、いつ地球温暖化をストップできるのか。

どっちも、老夫婦が、生きてるうちには間に合わんかな。

エライこっちゃ。



 

汚染水に気をつけましょう!