退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

おかしな話二題

usagi

 
その一 尾身茂さんが、コロナの陽性になりました。


5回目の接種を受ける尾身さん)


 コロナ禍いらい連日TVで「三密」などコロナ予防を熱っぽく語っている政府の新型コロナ対策分科会の会長さんです。顔を見れば、ああ、あの人とわかる有名人物です。なんだか気の毒でもあり、コメディみたいな話でもあります。


 尾身さんの接種は五回やっており、それも五回目は一か月前にすぎないということです。そうすると、わずか一か月しかワクチン効果はなくなるのか、過去四回の接種は累積効果がないのか。ぼくなんかの素人は考えます。


 ある医師は、尾身さんは高齢(72才)だし、仕事の負担重く、免疫力が弱っていたのではないかとかばっていますが、72才以上の高齢者はいっぱいます。そういう意見は科学的に正しいのかどうか、わかりません。首相のキシダメは、4回目の接種をうけたあと、一週間後に陽性になり、八日間国政を休みました。接種後、たった一週間後の発症です。


4回目の接種を受けるキシダメ


 これらのエライさんたちの状況から察しますと、ワクチンってホントに効いているのか。そう思う人は少なくないはずです。これまでコロナで亡くなった人は、5万3千人いると政府は公表していますが、外国の医学誌の推計では、10万人以上だという説もあります。この違いは、日本政府は、コロナのせいを狭く考え、外国誌は周辺死も含めているのでしょう。


 ワクチンが効きすぎたかどうか、副作用が疑われる死者は、これまでに約2000人います。ただし、厚生労働省が、接種と死亡に因果関係ありと認めた死者は、たった15人です。


 認めると、一人当たり4420万円の補償を政府は「肩代わり」しなければなりませんから、基礎疾患があった、特異体質だった、偶発事象だったなどと釈明し、なるべく因果関係を認めたくない方向に話を持ってゆくことが考えられます。


 「肩代わり」というのは、本来、ワクチンメーカーにも製造者責任が発生するのに、一切、メーカーは責任を取らないでいいですという約束で、政府はアメリカから購入しているからです。いくら緊急事態だといっても、こんなメーカーにとって虫のいい話は、そうあるもんではないです。まあ、儲かってしようがないだろうと勘繰りますね。


 パンデミックと世界中を恐怖に陥れましたが、ただいま現在、世界で一番、新規の患者が多く発生しているのは、ニッポンです。世界は鎮静化に向かっているのに、日本だけ隆盛?なのは、なぜなのか。初期の段階ではマスク慣れの日本文化まで持ち出して、患者が少ないのを誇っていたはずですが、、。


 来年二月になれば、丸三年の流行現象です。政府は、一度、このコロナ禍の対策と現状と先の見込みについて、政府が大好きな「閣議決定」をして国民に「説明責任」を果たしてもらいたいものです。


 その二、長くなりますが、もう一つ。


 いうまでもなく、日本は、戦争はこりごり、武力で紛争の解決はいたしません、ですから、陸海空三軍はもちません、と憲法に書いてあります。国連加盟国197ケ国のうち、コスタリカと日本だけの誇りです。ところが、それでは無防備すぎると、いつのまにか「最小限の防衛力」はもってもいいんだと自民党は解釈を変更しました。。


 いまやニッポンは、年5兆5千億円の予算をもつ世界第五位に軍事力をもっています。それをキシダメ政権は、さらに予算を増強して、米中に次ぐ世界第三位の軍事大国になろうとしています。このどこが、戦争をしませんという憲法を持つ国家のありようですか。


 正しいやり方で憲法を変えることなく、ここまで戦争ができる軍事大国にする正当な理屈は、どこをどうひねっても、ありません。まさに国民をたぶらかすマジックでしょう。今回の大増税は、夏の選挙の公約にありません。原発の新・増設ならびに再稼働も、一切語られることがなかった話です。選挙が終わると、ぞろぞろ隠し札を出して来るインチキマジックです。国民は、いいように騙されているわけです。


 この大軍事拡張路線は、キシダメがバイデンと首脳会談した際、「応分の負担」を引き受けてきた方向を実現せんとする動きです。だいたい日米首脳会談をすると、アメリカが喜ぶ御用を言いつけられて、お土産にするニッポンの首相たちです。情けない国じゃあーありませんか。


 おかしいのは、国会でも、ろくに議論することなく、大軍拡路線は「既定の事実」とされて、問題は不足分の予算をどこから、ひねり出すかという論議になっていることです。議論をハナからすり替えています。本来、大軍拡は必要かどうかの議論が先でしょう。


 自公は、ひねり出すのは、法人税、所得税、タバコ税、それに大震災で大被害のフクシマ復興税を、軍事費の補完に充てようという段取りを税調は決めてしましました。フクシマは、「原発汚水事故はアンダーコントロール」とアへがウソついて五輪誘致のネタにされ、こんどは復興の道半ばで食い物にされかかっています。むかしなら「百姓一揆」がおきてもおかしくない悪政ですね。なぜフクシマは黙っているのか、と案じます。


 キシダメは、予算案について「いまに生きる国民の責任であります」という原稿を自民の会合に用意したため、事後報告では、そのまま流布されて、SNSで大問題。「政府の責任だろ」と批判されると「われわれの責任」と修正した。いいかげん国民をなめた話ではあーりませんか。国民が軍事拡張路線とそれを支える大増税を望んでいると考えるなら、バカにしないでほしい。


 だいたい、ふだん財源難で、国民が等しく要求する教育にも福祉にも医療にも充実したいが、カネがないと言っておきながら、軍事費だけは、自公こぞってカネを生む算段に注入するのは、どういう了見か。アメリカさんの要求なら逆らえないが、国民の意向は無視するのか。


 だいたい、政府与党の言い分は、もう十数年来、「わが国を取り巻く安全保障環境は厳しくなっており、、」と外圧が高まっているとを言い訳にしていますが、「厳しい」という中国や北朝鮮と、いかほどの外交成果を上げているのか、なんにもないじゃーあーりませんか。


 歴史的にも地理的にも近隣で、今書いている漢字一つとっても文化的、伝統的な影響を受けている国と仲良くしないで、アメリカの顔色うかがっているのか。お題目のように「日米同盟は国家の基軸」と言うばかりです。


 この国の政治家は世界一高い報酬をもらって、世界一ラクな商売です。なんせ自分で考えないで、アメリカのいいなり、なんですから。恥ずかしい、情けないという含羞さえない。保守を名乗るのも、おこがましい。本来の保守は民族主義に燃えた自主独立が本命なんですが、、、。


 習近平に会うのが日本の首相として、三年ぶりとか。北朝鮮とは、コイズミいらい20年間、会う機会さえつくっていないじゃーありませんか。国家と国家の間を取り持つやり方に国際協調や外交を重視しないで、「攻めてきたら、どうする、どうする」というには、べつの魂胆があるからです


 北朝鮮がミサイルを発射する前日に限って、あのアへは、なぜか自宅でなく、必ず公邸に泊まりました。事前に情報を得ていたのです。そして早朝から官邸で、大変だ、大変だと安全保障会議を得々と行い、非常事態だ、国難だと煽り、秋田や青森の子らを教室の机の下に潜り込ませました。あれは、国民を追い込むカラクリでした。


 なんにもしないで、「危ない」、「危ない」と言っているのは、実は、アメリカと国内の軍需産業にこたえるための合唱です。軍需産業は、国内調達は大幅に増えると歓迎しています。軍備というのは、最大の消費です、最大の公共投資です。ざっくばらに言えば、死の商人と、それに群がる利害関係者は儲かるのです。


 国民の食糧もエネルギーも自分で賄えない国が、アメリカをアテにして、いっぱい背伸びしています。おかしな話ではすみませんね。アメリカに追随する政府は次に人的資源に手を付けてくるでしょう。言わずもがな、兵隊を確保する徴兵制度です。


 みなさん、子弟を戦地に送らないように、選挙で目を光らしましょう。ノーモア、いつか来た道です。



上の写真は、昭和19年、ビルマの戦線で戦死した日本軍は19万人ともつたえられています。
食糧も兵器の補給もなく、散ったのですが、いまだに遺骨の収容さえ十分ではありません。




(写真はGOOGLE画像検索から引用しました)

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