退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

アレを取るぞ



  (写真はGoogle画像検索から引用しました。↑ ↓ ) 


 15年ぶりにタイガースに復帰した岡田監督が、口癖のように言っているのが、「アレ」です。


 大阪弁ながら、あまり滑舌がよくない岡田さん。TVの野球解説では、的確な意見や作戦を話しているときもありますが、何を言ってるのか、よくわからんことも多々あります。


 すぐに出てくる言葉は「そら,そうよ」です。なにが、どう、「そら、そうよ」なのかわからないことがありますが、現役時代から独特の”岡田語”です。あんまり有名になったせいか焼酎の銘柄にもなりました。


味ですか? まあ、そらそうよ、です。


Google画像検索から引用しました)


 その岡田さんに今季シーズンは大きな期待をかけています。ぜひとも、アレを取ってほしい。


 岡田監督は、真剣にアレを多用しています。沖縄の春のキャンプ初日のスピーチにもアレが、九回出てきたそうです。アレへの意気込みが伝わってきます。
「今年は、アレを取りに行く」
「忘れ物のアレを奪いに行く」


 前者は、もちろん、今季のセ・リーグ優勝です。2005年、岡田監督の時に優勝していらい、タイガースは、もう18年も優勝していない!!老舗人気球団らしからぬ謎!です。


 そして後者のアレは、その日本シリーズで対ロッテに0勝4敗で完敗して、取りそこねた「日本一のアレ」を指しているのです。そうです。ダブル・アレを狙っているのです。


 昨秋、岡田さんが次期監督に取沙汰されたときから、アレがしょっちゅう語られはじめ、選手たちも口々にアレになじんでいます。練習用のシャツにも採用されいます。そこで、というか、ついに、というか、球団は今年のチームスローガンに「アレ」を採用、かっこよく!? A・R・E」と英語で表現しています。


          (球団公式ホームページから引用しました)


Aim :  個人・チームともに明確な目標に向かい
Respect : 野球と先人の選手たちに尊敬の気持ちで取り組み、
Empower:力を磨いて最高の結果を残そう


という想いが込められているそうだ。


 スローガン通りの試合運びが続くと、初夏のころには、アレアラレと日常に頻繁に一般の人の口にものぼり、アレは、誰もが知る流行語になり、秋には流行語大賞とセ・リーグ優勝ついで日本一と三冠になるかも。ぼくは、うれしい妄想を膨らましています。


 沖縄・宜野座村球場に春季キャンプのたびに9年間通いましたが、一度も夢果たせず、ほとほとタイガースに愛想づかししたくなる時があります。それは、あの勝利の方程式、「JFK」という投手継投策を生み出した岡田監督が、いちばん身に染みているはずです。「A.R.E.」の果たしてもらいたい。

 わが余生に思いを致しますと、もうあまり時間がない。岡田監督に全幅の期待をかけなければ、生きている間に「タイガース優勝」の喜びを味わえないかもしれない、のだ。


 下の写真は、1986年に吉田義男監督のもとで、最初で最後の「日本一」になった時の号外です。部屋の壁に掲げていますが、ずいぶん色あせてしまった。あれから37年間、タイガースは、ファンの期待を裏切ってきた。


 今年は球団の主導権が阪神から阪急側に移ったともいわれます。阪急は緩急自在、V狙う球団カラーを変えてもらいたい。


 まあ、そらそうや、ホント、岡田はん、頼りにしてまっせ!! レッと嬉しい悲鳴を上げさせてや!!







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