年賀状のこと
年賀状を出さなくなったのは、古希(70才)を迎えた年からです。 それまでは印刷を業者に頼んだり、パソコンを使えるようになると、工夫したカラー写真を添えて自分で印刷したりしていましたが、だんだん面倒になってきました。 いただく年賀状も毎年おんなじ文面だったり、一言の添え書きもない年賀所ソフトの... 続きをみる
嘆きの高齢者ドライバー
全国の高齢者でクルマを運転する人たちは、自分が責められているような気持になったに違いない。 大阪の89才の運転者が、買い物先のスーパー店頭でマイカーを誤操作、自分の妻を含む3人死傷の暴走劇を演じたからです。 この事故現場がいつも通っていた病院の近くとあって、馴染み深いだけにショックをうけまし... 続きをみる
映画「ファーザー」
この映画で昨年度のアカデミー主演男優賞をもらったアンソニー・ホプキンスが認知症の老人を演じる『ファーザー』。DVDで見ました。実物のアンソニーは、しっかり83才。劇中のボケ老人役は81才の想定ですから、アンソニー本人にも、ぼくにとっても、分身みたいな人物の話です。 (Google画像検索から引用... 続きをみる
娘の墓で思うこと
がんで亡くなった次女が眠る予定の墓地が、没後三年、三回目の抽選で、やっと当たりました。 次女が住んでいたマンションからも歩いていける川の畔の市営の墓地です。婿殿が三度目の正直と申し込んでいましたが、今回は6倍の競争率をかいくぐって、念願を果たせました。婿殿と忘れ形見の孫息子、そしてぼくたちも、... 続きをみる
連戦連敗のあとに
「天下三不如意 」とは、自分のおもうままにならない三大事柄とされています。絶対権力者の白河法皇が「賀茂川の水、サイコロの目、山法師(比叡山の僧兵)」を挙げて、「これぞわが心にかなわぬもの」と嘆息したと言います。 傲慢な権力者のグチにならっても、ぼくなんか、世の中のこと、身の回りのこと、すべて不... 続きをみる