退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

真っ黒五人衆+

 東京地検特捜部が、ようやく動きはじめました。
 アへ・シンゾウの強権力が風化したせいか、
 検察が,アへ派への忖度をやめたのか。
 たぶん、両方だろう。


 本来、政財界の不正の巨魁を仕留めることを任務としている特捜部は、いま政治資金規正法がらみで、多数の政治家が、収支報告書に記載しなかったり、ウソの記載して、多額の裏金を懐にいれているのではないか、という疑惑を捜査しています。


 疑惑の5人衆は、以下の顔ぶれです。その後、橋本聖子元五輪相も浮上しました。自民党の金権体質によるものですから、まだまだシロアリ、ゴキブリが続々と浮かんでくるでしょう。いずれもアへの側近、子分を自称する連中で、アヘの死後、派閥トップを決められず、集団指導体制をしいています。どんぐりの背比べ、お互いにけん制し合いながら、次の座を張り合っていますから、カネが乱れ飛んでいることでしょう。



             (facebookから引用しました)




 彼らの疑惑は、ひんぱんに派閥政治団体名でパーティを開く。会費1万、2万円というパーティ券を売って、お茶菓子ていどで済ませて、売上金を少なく報告して、超えた分をポケットにいれるのが手口です。還流ともキックバックともいいますが、正確には、パーティ券購入者からの事実上の賄賂の性格です。売上げ金は、すべて政治資金規正法による資金調達のはずですが、ここをごまかすやり方です。この所得隠しは、当然ながら、脱税をしていることになるはずです。この悪辣さ、許せませんね。


 過度の資金集めや法外な企業献金には闇の部分が多いからと税金による政党交付金制度が制定されて20数年たちます。現状なら自民党なら年230億円、公明党なら16億円も税金からもらっています、(共産党は拒否)。にもかかわらず、この政治資金規正法違反は絶えません。たまに摘発の対象になっても、秘書や会計責任者が罪をかぶるくらいで、歯止めがきかなかったです。


 そこで大相撲の解説者ふうにいえば、こうです。
「こんどの裏金作り疑惑はですね。一番の見どころは、特捜部とアへ派の対決です。長くアタマを抑え込まれていた特捜部が、本気でやる気をみせるかどうか、アへ派の連中が、どこまでシラをきって逃げ切るか、ですね。特捜部の腰が引けるようでは、もう公明正大という言葉は、土俵からなくなりますね。」


 たとえば、アへのモリカケサクラ問題は、尋常に捜査すれば、当然、犯罪として立件できた違いありませんが、アへは検察の人事にまで首を突っ込み、捜査をつぶしてきました。森友学園の件では大阪地検特捜部は38人もの関係者を一律不起訴にしました。当時の大阪地検特捜部長は、いま二階級出世しています。検察と言えども政府機関。アへのように人事と予算を気ままに運用されれば、萎縮せずにいられない。


 しかし、財界は年に23億円も自民党に寄付していますが、経団連会長は「何が問題かね」と居直っています。権力や金力に巣食う横暴を摘発するのは、特捜部と心あるマスコミにしかない。マスコミのだらしなさは、この際,おいておくと、頼れるのは特捜部しかない。その特捜部は、アへのもとで沈黙していました。特捜部どうした?という不信と期待が渦巻いています。ここ一番踏ん張って、本来の存在理由を知らしめてほしいものです。


 いまのところ、浮かび上がっている連中こんな人物です。(11日午後6時現在)


パンツ泥棒の高木毅 若いころ片思いの銀行員宅に合いカギを作って侵入、女性のパンツを奪って逮捕されています。当時、父親が敦賀市長だったせいか、不起訴になっていますが、本人は否定しています。政務について語るべき事績はない。 


アルマジロの松野博一 アルマジロというのは、固い殻をかぶったような動物。かれは政治的にはなんの実績もないが、アへにならった慰安婦も関東大震災の朝鮮人虐殺もなかったと
守ることだけは忠実な番頭タイプ。国民からすれば、屁のような人物。


 



買春疑惑の西村康稔 外遊先のベトナムでホステス複数人をホテルにお持ち帰りしてセックスパーティ。本人は否定していますが、持ち帰られた側が証言しており、事実とみられています。灘高、東大出、不品行のアタマでっかち、こざかしい人物。


神の国の萩生田光一 アへの最側近だった。森友学園問題の口止め役。統一教会の広告塔。文鮮明・韓鶴子夫妻を「真の御父母(おふぼ)様」とあがめ、一緒に神の国を作りましょうと夫婦で地元の統一教会に通っていた。


   



元参謀の世耕弘成 東の日大西の近大。不祥事多発大学の理事長。マスコミ操作が得意らしく、アへ官邸の参謀役を務めていた。アへを「日本を立て直せる唯一の人物」と尊敬していた。先の議会でキシダメ批判の演説をした翌日、キシダメに謝罪したという早い変わり身。


森喜朗の自称、娘、橋本聖子 スケートと自転車のほか長い議員歴に見るべきものはないタレント議員、女性蔑視発言の元首相、森喜朗を「お父さん」」と呼ぶ縁あってか、五輪相や五輪組織会長をやったが、まあ、森喜朗の腹話術人形にすぎない。


 今回の疑惑浮上は、昨年11月に「しんぶん赤旗」が記事化し、その後、神戸の大学教授が告発したもので、特捜部が自前で発掘したものではありませんが、意気込みは感じられます。特捜部の威信回復のためにも、なんとか政界大掃除にをしてほしいものです。


 自民党の歴史的役割は,賞味期限切れ。解体するべきです。個人的な野心のみ、カネもうけのみ、国民のことは上の空というような、政治屋をしっかり分別して廃棄しましょう。


 気をつけよう、汚染水と自公維国!!


 (写真はいずれもGOOGLE画像検索から引用しました)

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