退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

さあ、投票へ


 大企業が儲かれば、おこぼれが国民一般にも落ちてきて、「経済の好循環が起きます。年収は150万円増えます」


 10年まえ、アベノミクススタートのときのアへの発言です。しかし、こんな理屈で、豊かになった人たちを、ぼく近辺では見かけません。それどころか、値上げラッシュで国民は悲鳴を上げています。


 ありえない理屈で約8年も政権を握ったアへは、いまも自民党最大派閥の長で、ニラミを利かしています。こんな録画が載っています。



 国語力が、この程度の男が経済や政治、国民の将来のことについてだけは理解力がありますか。あるわけがじゃないですか。この人物が「初の女性首相」ともち上げている一人は、高市早苗。かつての仲間うちでの演説。下記のアドレスをチェックしてご覧ください。





「さもしい顔して、貰えるものを貰おうとか 、弱者の顔して少しでも、得をしよう そんな国民」「安倍総理に頑張って頂いて 奴らから 日本を取り戻しましましょう」


 正当な要求や批判をする国民を「奴ら」と見下して、同席のアへや桜井よし子に媚びています。もう一人の女性、稲田朋美。弁護士とは信じられない人権無視の発言。



「、、、、国民の生活が大事なんて政治はですね、私は間違っていると思います。今私達が生きているのは私達の今の生活だけが大切なんじゃなくて、先人から引き継いできた大切なものを私達の子孫に引き継いでいく、その責任を果たすのが、政治家の役割だと思っております。なぜなら、2500年以上、皇室が祈っておられたのはですね、国民の幸福と平和、それだけじゃなくて、世界人類の幸福と平和を祈っておられた,,,,,」


 ぼくたちの生活が大事というのは、間違っていて、皇室が大事というに至っては、いくらなんでも正気とは思えません。そんな発言が、前向きだとか、可愛い女だな、と自民党内で重宝がられる空気を物語っています。


 こういう連中に国を任すか、どうかの選挙が日曜にあります。





 下記のような、良識のある自衛官もいます。防衛費倍増など軍事予算が論議されるなか、「個人的には」と断ったうえ、「社会保障費の財源もいることだし、防衛費予算の拡充には無条件には喜べない」といった趣旨の会見をしています。総監といえば、将軍級です。こういう人物が正直に心境を吐露できることが大切です。自衛隊のなかで排除されないように祈りますね。



さあ、護憲に力を注ぐ人たちを応援しましょう。



追記 8日午前、アへ元首相は、遊説先の奈良県下で、男に背後から銃撃されて、午後5時30分現在、報道によると、死亡したとのことです。


 遊説中の政治家が蛮行によって生命や言論の自由を奪われることは民主主義社会であってはならない大罪です。個人的には、まったく信頼のおけない政治信条の持ち主と考えていますが、そのことと今回のような暴力で口封じすることは許されない暴挙です。


 容疑者が単独なのか、組織的集団なのか、個人的な恨みか、思想信条に異論を持つものか、いずれのケースにしろ、こうした事件の発生は、軍部が台頭した昭和初期の暗い時代の再来を思わせて、暗然たる心境です。



(資料はGoogle画像検索,twitter、youtubeから引用しました)

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