退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

貸農園に春がきた

 


  畑を囲む南向きの、のり面にツクシがいっぱい立ち上がっています。貸農園を借りている人たちが、みんな動き出しました。



  WBCが終わってホッ。阪神タイガースの大々ファンですが、WBCはどうも気が向かなかった。あの「サムライ(侍)ジャパン」という呼称が、イヤなんだな。サッカーでも「なでしこ(大和撫子)ジャパン」とか、日本代表のチームとなると、なんでこんな時代がかった封建色の強い名前を付けて,イキがるのかな。へそ曲がりには、メディアが連日、サムライジャパン一色の連呼に閉口しました。サムライなんて連中は、お家大事の人斬り集団じゃーあーりませんか。


 さて、貸農園の話でした。野菜を植えるたまにめに土を耕していますと、イソヒヨドリが間近くに降りてきて、土の様子を眺めています。ミミズや虫が出るのを待っているのです。どこで監視しているのか、どうやってわかるのか、いつの間にかやってきます。不思議です。秋にはモズが,近くの木の枝で、こちらの様子をうかがうことがあります。鳥たちは生きるために賢いセンサーを持っています。


 梅の花は散りました。いつも貸農園にいる、だぶだぶのジーパンをはいたおばさんと立ち話。犬好きの人が、犬を連れて、畑作業に来るそうですが、ネコ好きの人もネコをつれてきます。そうすると、ひと悶着が起こるそうです。イヌとネコが争いだすのではなくて、飼い主同士が、お互いのペットの糞を嫌って、ののしりあうそうです。「畑にネコの糞なんか、させるな」、「何をいうか、あんたとこイヌこそ、何とかせい」といった争いだそうです。どちらがプーチンか、ゼレンスキーか。


 また、車で来るおっちゃんが、灌漑用の水桶から水をくみ出して、車を洗う不届きものがいたり、そこら中にタバコの吸い殻をすてるおっさんもいるそうです。いつもいるジーパンおばさんは、遠慮なく注意しているといいますが、マナーを守らない人と怒っています。


 二人共同で借りているらしい主婦の畑では、しゃがみ込ん世間話をいつまでも続けながら草取りをしていますし、ベテランのおじさんは、野菜の苗をたくさんつくり、みんなに分けてあげたりしています。二か所も借りている中国人のおっさんは、このベテランのところにわからないことを素直に尋ねにきています。とても熱心で、畑に大穴をあけて土壌改良をしています。


 ぼくも大根畑の跡を掘り返して、赤シソを植える準備を終えました。毎年、連れ合いが大量の梅干しを作りますので、赤シソは欠かせないのです。それから、昨年、ニンジンの自家植え育ちが、本当に甘くておいしいとがわかりました。生のままスティック状に切って、ポリポリ食べるのが楽しみで、たくさん種まきをしました。畝のまわりにディジーの花のタネをまきました。花を害虫が嫌って寄り付かないそうで、訳知りのジーパンおばさんは、「コンパニオン・プランツだ」と教えてくれました。


 のんびり、日差しを浴びて土いじりできるのは、幸せです。キシダメはロシアを怒らせて北方領土が永遠に返還されない道を選びました。安芸の宮島の「必勝しゃもじ」(飯取る=召し捕る=戦中の出征兵士への縁起物)を持ってキーウ訪問しました。議長国のメンツとやらで国益を放棄した、呆れた愚行です。インドに続きウクライナにも巨額のカネをばらまいてきました。アへと甲乙つけがたい無能な正体を現してきました。


 春の地方選挙は、なにより平穏な暮らしを守る政党や人を選びたいものです。旧統一教会がらみ、値上げやむなし、攻めてくるぞ、攻めてくるぞ、と煽るような戦争大好き連中は論外ですね。自公維国民参政政女は、平和な暮らしに役立たないと考えています。


Google画像検索から引用しました)




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