退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

なんで反対しなかった<続>

 統一地方選挙。期日前投票を利用して、まかり間違っても戦争やむなし、などと言わないとみられる人物に投票してきました。判断の基準は、反戦です。今、それがいちばん大事なことと思っています。


 ふりかってみると、平成29年の総選挙は、アへが「国難突破選挙」と名付けたものでした。


 北朝鮮からのミサイル発射が相次ぐのを「国難突破」と称して、北海道や東北方面の子どもたちを教室の机の下に潜らす避難訓練を強要しました。実はアへは「明朝、発射の情報」を米軍筋から事前に得ており、発射とともに急いで官邸に入り、対策を練るというパフォーマンスを繰り返していました。国民は騙されていました。


 アへの「国難」の実情は、そんな具合です。知らされていない国民は騙されて、危機を煽られていたのです。決して褒めた話では、ありませんが、北朝鮮は、これまでに76発のミサイルを発射していますが、日本人の誰一人死傷したり、船舶等が破損したりしたことはありません。技術的には非常に精度の高いもののようです。北朝鮮の狙いは、アメリカの気を引き、{キム王朝}の安泰を約束させたいのです。


 北のミサイルの発射と言った大規模な軍事作戦は、米軍が人工衛星などでほぼ完全につかんでいます。その内容を日米韓が共有していますが、国民にまで公開しないのは、探知能力を知られたくないからです。アへら政府筋は事前に承知のことなのに、目の前に危機があるかのように振る舞いました。別の狙いがあるからです。アへの場合は、国家の危機を煽って念願の軍事大国化へ国民を誘導することでした。


 跡を継いだキシダメ政権は、着々と戦争準備を進めています。アへに飼いならされたマスコミは、その狙いを糾弾しません。再び、戦争中の熱狂を待ちかねているようです。ジリ貧の業界にとって戦争報道は,金ヅルです。特に読売、産経、TV局は、政府の広報誌となっています。眉にツバつけて視聴したいものです。


 多くの国民は、すでに戦争を実体験していない人たちです。残酷悲惨な結果をもたらす戦争の惨禍を実感できないかもしれませんので、反戦への世論がいまいち盛り上がりません。今回も、前回のブログに続き、その動きを批判する画像などを紹介しまして、ご理解を得たいと思います。


 


 ウクライナを訪問したキシダメは、ヒロシマ・宮島の「必勝しゃもじ」をゼレンスキーに贈りましたが、そのしゃもじは、戦争中の広島部隊が担いで行進しました。上の写真が表わすように兵隊を鼓舞するものでした。キシダメは、戦争終結のための協議に行ったのではなくて、ウクライナの戦意高揚に行ったわけです。本末転倒です。


 戦争をすれば、一時的に民生や軍需産業が活況状態になります。イナダ・トモミが防衛大臣になった後の言動に、みえすいて利権漁りが見られます。「こども手当」よりも防衛費加算を国会で訴える一方、亭主名義で軍需産業の株を大量買いしていました。自民党のエースだったのが、こんな女性です。

 先日、沖縄海上で消息不明になった陸自のヘリは、三菱重工業製でした。戦争では消耗すればするほど需要を喚起します。軍事特需です。イナダの亭主が株を買っているような会社は、兵器を製造しています。退職後も口外秘とされる戦車や爆弾や銃を製造していますので、戦争気運が高まるほど株高になります。それを夫婦連携して、金ヅルにしているのではないか。あさましい限りです。


 墜落したヘリの乗員には気の毒ですが、これが先の大戦の戦闘中であれば、あの「大本営発表」にならえば、敵戦艦を撃沈したあと、被弾して戦死したものの、その赫赫たる武勲を重んじ、彼らをは「軍神」と称賛し、靖国神社に眠ることになろう、、といった報道になったにちがいありません。情報操作を国家管理すれば、国民は他の情報を知りようがありません。戦前なら、そういう報道が成り立ったのです。国家は平気でウソをつきます。


 自公政権の本心は、米国の歓心さえ買っておれば、政権は安泰だというコイズミ、アへ路線であって、国民の生活の向上や幸せには無関心です。自公政権を支持することは、現在の情勢からすれば、いずれ悲惨な戦争に巻き込まれるというかたちのブーメランを飛ばすことを意味しています。


 以下の写真やイラストは、自公政権を憂える人々がFACEBOOKやGOOGLEに投稿したもです。いくつかを紹介しましょう。

30年間、年収が増えない、奇跡の国は、政策のミスで成り立っているとの考察です。




 
 先の大戦で米軍の捕虜となった日本兵の惨憺たる写真です。あばら骨が露出するほどの栄養不良でした。日本軍戦死者の6割は餓死だったという調査もあります。食糧も兵器も補給のない片道切符でした。死んで来い、が当たりまえだったのです。

GOOGLE画像検索から引用しました


 1945年3月10日、米軍機の大編隊による東京大空襲で十二万人(いまも正確な数字は不明)の都民が亡くなりました。このB29爆撃機による空襲作戦を行なった米軍の司令官、カーチス・ルメイによると、草原の野火のように東京を焼き尽くした。↑の写真です。


 その19年後、アへの叔父にあたる佐藤栄作政権は、このカーチス・ルメイ空軍大将に「勲一等旭日大授章」を授与しています。その理由は、表向きは日本の航空自衛隊育成に力を尽くしてくれた、というものでした。このクラスの勲章は、日本人ならホンダの故本田宗一郎、豊田工業の故豊田英二氏らに贈られている栄典です。


 十二万人の都民を殺した空軍大将に、勲章を贈る、という途方もない破廉恥な国家であることに怒りと屈辱を感じますね。どこまで汚らしい負け犬根性なのか、ア然とします。


 佐藤栄作は沖縄返還に当たり、米軍が補償すべき費用を日本側が肩代わりする、いわゆる「沖縄返還密約事件」の公文書を焼却処分して、証拠隠滅しました。叔父と言い、公文書改ざん好きの甥のアへといい、米国追従の血脈が通じていますね。彼らは米国に忠実な犬にすぎません。


 さて、最近のFACEBOOKなどにをみると、皆さん、本気で怒っています。












 選挙の投票に行きましょう。戦争へ突き進まないような人物を選びましょう。暮らしが少しでも豊かになることを真面目に考えている人物をえらびましょう。


(写真、記事はGoogle画像検索から引用しました)

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