退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

落輪

 クルマの左前輪を溝に落としてしまいました。


 銀行へ用事に行きました。そこの駐車場は狭苦しいので、すぐ近くの路上に駐車しようと、出来るだけ道端に寄せていたら、ガチャン、ガタン。車輪が溝にスッポリ落ちました。ギヤをバックにして、路上に戻そうとしても無理でした。


 とりあえず交通の邪魔にはなっていないことがわかりました。そのままにして、銀行の窓口で順番待ちするかたわら、加入しているJAF(一般社団法人、日本自動車連盟)に電話すると、30分くらいで現場へ、ロードサービスの修理救援車が行けるというので、救援依頼をしました。


(写真は、Google画像検索から引用しました


 銀行の順番はなかなか回ってこない。窓口と修理車の到着が重なると困ります。やむなく、銀行の警備員に、黄色いクレーン車が来たら教えてほしい見張りをお願いしたら、喜んで?!請け合ってくれた。たまに日常的でない仕事が入ると、なぜか人はやる気を起こすものだと勝手に推察しています。


 やっぱり予想したとおりクレーン車の到着と窓口係の対応が重なりました。警備員にせき立てられて、JAFの従業員に事情を説明したら、わかりました、やっときますと銀行へ戻るように勧めてくれました。おかげで、二つのことが同時進行となり、銀行から出てくると、クルマは無事路上にあり、JAFさんは、ベンチに座って一服していました。なにやら、人の情けに頼り切りで、面倒な事態を切り抜けられました。ありがたいことです。


 JAFには、加入十数年ですが、これで三回、お世話になりまして。ライトをつけたまま、ジムへ行き、戻ると電池切れしていたとき、冬の寒い朝、どうしてもエンジン始動しなかったとき、応援要請をしました。いずれも30分以内に駆けつけてくれて、あっさり直してくれました。この程度の作業は、無料です。高い任意保険や自賠責保険(必要なことが起きると困りますが)に比べると、役立ちますね、JAFは。年会費4000円ですが、クレーン車手配を考えたら、安いものです。


 こうした自損事故は、出先で連れ合いや娘に知らせなくても、内密に処理できます。バレると、それ見たことかと、免許返上しろ、運転はもう止めろ、事故起こしたら知らんで、の嵐になります。


 確かに遠近感やバランス感覚が鈍っていることはよく自認しています。大事に至らぬ前にケリをつけなければと思い悩んでいます。さあ、どうする、どうする?。

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