退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

コロナ接種見送り

 わが町にもコロナワクチン接種の予約案内がきましたが、ぼくは接種しないことに決めました。


 連れ合いはファイザー社のワクチンを6月と7月に予約できました。ぼくは糖尿や痛風や高血圧やら前立腺肥大やらの生活習慣病をかかえ、たくさんの治療薬を飲んでいます。そのうえ、前にも書きましたが左眼失明になった網膜中心動脈閉塞症にかかるなど既往症があります。副作用が怖くてやめることにしました。


 もちろん自己判断です。誰からも強要されていませんし、また誰かに接種しないようにアドバイスするつもりもありません。幸い、コロナワクチン接種は任意接種、つまり強制接種ではありませんので、この選択はOKです。ただ、これで感染したり、他人に感染させては、お話にならないので、十二分に気をつけたいと思います。


 世界はさておき、この国でもコロナ死者は1万3千人にのぼっています。とくに気になるのは接種後の死者数です。厚労省(副反応検討部会発表・いずれもファイザー社製)では5月21日現在で88人とあります。多いとみるか、少ないとみるか。ぼくには衝撃的な犠牲者数と思えます。ほかの二社製はこれからですが、油断なりません。


 しかしながら、接種と死去との因果関係については、予想通り「精査中」を理由に厚労省は一件もみとめてはいません。偽造、捏造、改ざん、なんでもありの政権ですから、その点は信頼がおけません。


 ぼくは次女を膵臓がんで亡くしています。次女の介護中に勉強したことの一つは、抗がん剤はすべて「劇薬」指定であることです。つまり人類の敵、がんを退治する薬というのは、「毒を以って毒を制す」という仕組みです。こんどのワクチンも、そうです。


 抗がん剤の「有効性」ー「副作用」=「有効性大」であれば、治療効果があるわけですが、実際には、「副作用」の方が「有効性」を上回るため、いわゆる抗がん剤はほとんど効果がない。あるとすれば、わずかな「延命効果」にすぎない、という意見があります。 


 毒を以って毒を”征伐”にするといっても、毒だけを狙い撃ちするほど、賢くはないのです。ですから、健康であるはずの細胞や広く免疫力までやっつけてしまうという矛盾が生じています。


 ファイザー社のコロナワクチン、販売名「コ三ナティ筋注」をファイザー社が厚労省に届け出た「添付文書」(公的書類です)によりますと、このワクチンは「劇薬」取り扱い薬品となっています。劇薬指定というのは、体内に吸収したりすると、副作用の危害が強いとされ、その使用量、目的など厳しく管理が必要とされています。



                (写真、劇薬の文字下の朱線は、筆者加工です)


 さらに添付文書のはじめに「本剤は、本邦で特例承認されたものであり、承認時において長期安定性等に係る情報は限られているため、製造販売後も引き続き情報を収集中である」とあります。


 「特例承認」というのは、特定の疾病が拡大感染中といった状況の時は、所与の審査手続きをすっ飛ばして、医薬品として認めた、との意味でしょう。


 それが証拠にファイザー社のは、2月14日に特例承認、三日後から接種開始しています。「モデルナ製」と「アストロゼネカ製」は5月21日に特例承認、2日後に接種開始しています。いかにあわただしく性急に取り扱っていることがわかります。


 さらに「長期安定性に係る情報うんぬん」とは、薬効の持続期間については、「まだわかっていない」ということです。一部の製薬関係者の話では、半年くらい、という声がほとんどです。
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 このことは、2月から先行接種した人では8月末には薬切れ状態に戻ります。政府が声高に高齢者は7月末まえに接種完了と言っていますが、新年早々には、みんな元の木阿弥に戻ります。


 だとすれば、年内いっぱいでコロカ禍は壊滅しておかなければならならい理屈。強力な感染力があるインド変異株など拡大があるのに、そんなことは可能だろうか。また、変異株にも現行ワクチンでOKなのかどうか。


 ここまでをまとめますと、①ワクチンは劇薬、②特例承認したもの、③長期安定性等は詳細不明、④薬効は半年くらい ⑤にもかかわらずバタバタ接種ということです。大変な人体実験です。素人考えにすぎませんが、怖いクスリだな、という印象です。


 スカ政権にとっては、国民の命と暮らしよりも五輪優先が念頭にあるのは自明のようでありますから、IOCのバッハはじめ幹部から無茶振りされても、一言も反発しません。国際的な組織とはいえ、単なる任意の団体が、国家主権を手玉に取られて文句ひとつ言い返せないとは、世界の恥さらしです。


 これまで アへ継承のスカタン政権は、内心では「さざ波」程度のコロナ禍とみて、「屁みたいな」場当たり的対策をとってきました。これは世界に対して日本では感染は拡大していないという印象操作のためです。PCR検査さえ積極的でなかったのです。


 その結果、国民のワクチン接種回数は経済協力機構(先進国37か国加盟)の最下位です。世界196カ国に広げたら、129位(5月20日現在)という惨憺たる数字です。アフリカ諸国に失礼ながら、アフリカ諸国よりも少ないのです。いかにアへ・スカタン政権が、この問題解決をサボっていたか、明白です。


 いまごろになって、国際公約した「五輪開催問題」が煮詰まってきたので、ようやくコロナ鎮静化に取り組みだしたのですが、まだ五輪に執着しています。スカタンらは、自国民を忘れっぽく、目先が変われば、なんとでも操縦できるとハラの中では考えているのです。
ですから、


 なんゃかんや、言うてはるけど、
♬ オリンピックの顔と顔 ♪♪♪ 
始まりはったら、
それ見たことか、みな夢中
コロナもコロリと忘れて、
テレビにかじりつきまっせ
総理、総理、ダイジョウブや
おまへんか。


 といった具合に、自公政権は国民をナメとるんですよ。バッハになめられ、スカタンになめられた思いは、ことし必ずある総選挙で示しましょう。

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