退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

コロナ禍余話

 コロナワクチンの接種を控えています。基礎疾患があるので、自己判断です。早く収まってほしいのは、当然の願いですが、一方で、今やってる世界的な規模の”ワクチン接種という人体実験”は本当に安全なのかしら。いろいろ不思議な話をネット上で目にしますので気になりますね。


 その一つ、米ワクチン・メーカーのファイザー社のCEO(経営最高責任者)、アルバート・ブーラさんは「(ワクチンを)私は今、接種すべきでない。59才で健康であり、最前線で働いていない」とTVインタビューで答えています。健康であれば、打たなくてもいいというのなら、接種対象者はもっと絞れるでしょう。なぜ、それをPRしないのかな。


 また、彼は別のところで「ワクチンは一年以内にブースター(追加免疫)する必要がある」と述べています。つまり、インフルエンザの予防注射のように毎年打たなければ、効果がないことを認めています。ワクチン接種でコロナに「感染しない」のではなくて、「感染しにくくなる」というのも微妙です。


 ブースターというのは、あのロケットを打ち上げる際にも使われる「補助推進装置」のことでもあります。二回目、三回目を受ける人たちは、ロケット並みですね。ということは、収まらなければ、4回目、五回目、、、、と続くわけか。


 ブースターがいるというのは、効果の持続期間がはっきりしないからです。厚労省のHPを見てもはっきりしません。国民のほぼ全部が接種済みのイスラエルや80%以上の接種済みのシンガポールでは、また感染拡大で 3回目の接種を行っています。


 別の変種株が出れば、それ対応のワクチンもいるでしょう。イタチごっこが想像されます。人体への接種が、継ぎ足し、継ぎ足しで老舗の味を守っていますというウナギ屋のたれみたい話です。素朴に思うのですが、そんなに人工的に作られた異物を体内に注入して大丈夫なのかな。


 同じファイザー社の元副社長だったマイケル‣イードンさんは、ワクチンそのものに反対しており、「ヒトと哺乳動物の胎盤形成に障害を与え、不妊症や流産を招く」と発表。フランスの生理学‣化学賞のノーベル賞受賞者、リュック・モンタニエ博士は「ワクチン接種者は2年以内に死ぬかもしれない」という発言をしています。


 お二人の話はフェイクだとして否定する声もたくさんネット上にありますが、開発責任があるはずの元副社長やノーベル賞受賞者が、なんのために、そんな警告発言をするのか。素人にはさっぱりわからない。本当に無視していいのかわからない。


 当時、ワクチン大臣だった河野太郎さんは、「医師免許を持っているにもかかわらず、デマを流す人もいるのか」とブログで憤然としていましたのは、「新型コロナワクチンに警鐘を鳴らす医師と議員の会」が国会内で会見したことです。


 ワクチンの安全性に懸念を訴える全国の医師ら計450人(医師390人と地方議員60人)が、連名で接種中止を求める嘆願書を厚生労働省に提出しました。


 記事によると、発起人の高橋徳・米ウィスコンシン医科大名誉教授は「死亡率が非常に低く、感染者の80%が軽症なのに安全性もまだ分かっていない遺伝子ワクチンを国民全員に接種させる必要があるのか疑問だ」と説明。他の医師からも「治験が終わっていない」などの発言が相次いだそうです。


 河野太郎さんの方こそ、「なんでデマなのか」。説明すべきではないのかな。医師390人もが、まさかフェイク集団ではないでしょう。


 ぼくのようにワクチンを接種しない人は、どんな人たちか。そういう問題を国立精神・神経診療研究センターがアンケ調査をしています。対象者は2万3千人で、ワクチン忌避者は11・1%だったとあります。10人に1人です。その理由は、「副反応が心配」が約7割、「効果があるかどうか」が約2割だそうです。


 そして、これらの忌避者の傾向として、一人暮らし、低所得者、低学歴、政府やコロナ対に不信感を持つ、うつ気分の人たちと分析しています。ぼくは、忌避者のうち「政府やコロナに不信感を持つ」という人の気持ちはわかる気がします。スカタンは「接種一本鎗」でしたが、四回波をくぐっています。効果があるのなら、なぜ”波”が次々くるのかな。


 「超法規的措置」という用語があります。法律の規定にない場合でも、急遽、法律を超えて行政権を行使するというもので、この国ではかつてテロによる人質解放のために使われたことがあります。


 今回のワクチン接種も、似たようなもので、ろくに臨床実験もなく、簡略手続きで特例承認してワクチンを導入しています。健康被害など問題が生じてもメーカーの「製造者責任を問わない」という契約になってます。政府が損害賠償を肩代わりするという。メーカーにとって、こんなうまい話しはないでしょう。


 厚労省の調べでは、接種後の死者は9月初めまで1155人に上っていますが、まだ「ワクチンとの因果関係はわからない」扱いがほとんどで、損害賠償を支払った話はききません。ぼくのようなワクチン忌避者がコロナ感染により、死者が何人出たのか、知りたいけれど、データが見つかりません。

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