退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

春植えジャガイモ


 満開の梅の花が咲く貸し農園で、ジャガイモを植え付けました。今回も連れ合いの知恵を借りていません。連れ合いは農家育ちなので、一応なんでも知っています、


 昨年初めてのジャガイモ植えは、まごまどして10月初めに植え付け、12月初頭に収穫しましたが、どれも未熟なイモばかりで失敗しました。今年こそという想いがありまして、早くから畝を耕し、石灰をまき、牛糞を撒いて、土づくりに励みました。


 三月の声とともに、ホームセンターへ種イモを買いにゆきましたところ、なんと売り切れ寸前でした。ベテラン栽培家は、ちゃんと心得ているのだなあ。出遅れながら感心しましたね。


 幸い、一つの残っていた「キタアカリ」(1キログラム、種イモ11個入り 450円)を入手、ようやく植え付けました。実は種イモとスーパーの店頭に並ぶイモとどう違うのか、わかりません。見かけは一緒です。なにか発芽がいい処理でもしてるのかな。



 畝に深さ10センチ少々の溝を掘り、芽がでる部分を上にして、約25センチ間隔で並べました。イモとイモの間に、牛糞をすこしずつ置いてゆきました。イモと触れると、肥料負けするそうです。このあと軽く土をかぶせました。これらの手順は、ネット上での専門家のアドバイスを参考にしました。



 通りかかったベテランおばさんは、土は軽くふんわりがいいので、モミ殻でもいい、種イモが腐るので水やりは必要ない。いろいろ教えてくれて助かりました。確かに水やりをどうするか、埋めたあと迷っていたのです。


 結局、種イモ10個を植え付けました。一つの種イモから3-4個のジャガイモが取れるとしたら、大成功ですね。収穫期の100日後を楽しみにしています。


 なお、残り一個は家の庭にある菜園に連れ合いが二分割して植え付けました。土の種類も肥え具合も違いますので、どんな差が生まれるか。これも愉しみです。


 春の日差しを浴びて、いい作業でした。ウクライナで逃げ惑い、殺される人々を思うと、申し訳ないようなほっこり、安堵感です。


 この国の自称保守の中にも「国会で118回、ウソ答弁を繰り返した」好戦的なバカプー珍・アベやら、そのアベの気を引くためか、勇ましい主戦論を唱える女プー珍・タカイチらが、のさばっています。現代の戦争は,勝者も敗者もいません。あるのは、築き上げた文化文明の壊滅と膨大な人命の喪失です。


一言で言えば、むなしい蛮行ですね。つくづく、そう思う梅香漂う畑仕事でした。

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