退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

「#平気で嘘つく高市早苗」


 いまネット上でトレンド入り,,,,ネットユーザーの言葉で言えば、”炎上”していますのが、表題のハッシュタグの件です。


 先のNHK日曜討論会で、れいわの大石あきこ・政審会長が「消費税で得た税収は、お金持ちの優遇や法人税の引き下げの穴埋めに使われていて、社会保障に回されていません。消費税減税しないのはおかしい」との趣旨の発言をしますと、高市早苗・自民党政調会長が、猛善と反撃しました。こうです。


 「れいわ新選組から消費税が法人税の引き下げに流用されているかのような発言が何度かありました。これは事実無根だ。消費税は法律で社会保障に使途が限定されている。デタラメを公共の電波で言うのはやめていただきたい」。


 この恫喝まがいの発言は、ウソです。NHKを使って全国にウソを流したのは、高市の方です。しかも、大石さんが再度発言しようと手を上げたのに、NHKの司会者は話題を変えました。NHKも高市のウソに加担しました。HNKは、常に政権党の宣伝塔ですね。眉に唾つけて聞きましょう。


 1989年最初に消費税が導入されたとき、新たな税金に国民から反発が多かったため、この税収は「高齢化社会の社会保障に回す財源です」と福祉を口実にしたのです。


 しかし、自民党は社会保障向けの特定財源扱いにしませんでした。つまり、一般財源なのです。使い道が自民党のサジ加減しだい。その後は、大石さんが指摘の通り、ほとんどが、ずっと別の使い方をされています。これは、衆知の事実です。下記の政府広報ポスター「全額、社会保障の充実、、。」は、明らかにインチキですね。

 あのアへも首相だった2019年の本会議で野党の追及に「消費税増収分の5分の4は、借金の返済等に充てている」と言い訳しています。消費税分のなんと8割が、企業の法人税(企業活動の所得に対する税)の減税の穴埋めに回されているいるのです。以下は、これが分かりやすい表です



 1990年の税収から30年間たった2020年に税収は3兆円強しかふえていません。90年のとき消費税3%導入されたときの法人税率は40%でした。2020年、消費税10%にアップされていますが、法人税率は23・3%とじつに16.7%ダウンしています。金額でいうと6・3兆円少なくなっています。企業が優遇されている明白な数字です。


 6・3兆円と言いますと、一億国民が赤ん坊から爺さん婆さんまで一人当たり年6万円強を企業の税金引き下げに供出していることになります。


 高市は消費税減税について「安定的な財源がなくなる」とか「駆け込み需要や減税前の買い控えが起こる」とか言い訳をしていますが、言うに事欠いてか、別のところでの発言では、「システムの変更や値札の付け替えで大変」などとバカ丸出しの防戦です


 お話にならん理由です。それなら消費税アップでもシステム変更や値札の付け替え大変じゃないですか、なんで3,5、8、10%と上げてきたんですかか。消費税が歳入のトップになるほど増えているのに、


なんで年金減らすのですか、
なんで年金受給年齢が繰り下がるのか
なんで介護保険上げるのですか、
なんでサラリーマンの健康保険料上げるのですか、
なんで生活保護料を削るのですか
なんで後期高麗者の医療費2倍にするのですか、
なんで医療関係者の給与が安いのですか。


 家計が苦しい人たちのふところから、せっせとかき集めた消費税の行き先は、とうに国民の手から離れています。自民党は、法人減税は、企業の国際競争力を高めるとか、新規開発研究費のバックアップだとか言い訳していますが、この30年、サラリーマンの賃金は据え置き状態、身のまわりの文明の利器は米国産、量産品は中国や東南アジア生産ばかりじゃーあーりませんか。


 いまや、株式をたくさん持っていない国民にとって、自民党は、暮らしになんのメリットもありませんね。高市の顔をTVで見ると、消すことにしています。暑苦しくて、たまりませんね。




(イラスト2枚は、Google画像検索から引用しました)

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