退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

デタラメ猿芝居

 「韓国はアダムの国、日本はイヴの国、韓国は男性器で、日本は女性器であるから、日本は韓国に,はべるべきである」                  (はべる=謹んで仕えること)
  
 「日本は韓国を植民地にしたので、日本人は先祖解怨(せんぞかいおん・先祖を苦しみから解放するという意味)をすべし.。その償いに貢ぐのは当然のことである」


 これらの言葉は、旧統一教会の教義、ないし総裁、文鮮明の講話にあるそうです。宗教には信者でないものからすれば、誇大妄想や荒唐無稽と思える言説がありますが、それにしても、よくまあ、こんな話を信じられるものです。その洗脳力には驚嘆します。


 後者の「植民地」うんぬんについて、歴史を自分の都合のよいように解釈する「歴史修正主義者」であり、「嫌韓極右」だった元首相はじめ自民党の連中は、絶対認めていない歴史認識にもかかわらず、統一教会の支援を受けてきたことに、これまた驚きます。


 元首相ら自民党の連中に仮にも思想信条があったとすれば、その思想信条は、いかにいい加減、ご都合主義であることか。連中は、平気でウソがつける特異な人たちとしか、言いようがありません。サイコパスの集まりかな。


FACEBOOKから引用しました)


 警察の総元締めである国家公安委員長は、統一教会とかかわりを「知らなかった。名前を貸しただけ」と否定していましたが、動かぬ証拠が出てきました。こんな人物がトップでは、統一教会の霊感商法、反社会的詐欺行為を取り締まれるはずがありません。下記の写真がそうです。銃撃容疑者ならずとも、怒りを覚えます。


(Google画像検索から引用)



 経産相から政調会長に鞍替えした元首相の最腰ぎんちゃくハギウダは、日頃から統一教会の行事には夫婦で、はせ参じていながら、「知らない」を連発して、逆に統一教会側から、「利用するだけ利用しておいて、なんと勝手な人物だ」と暴露されています。


 元おニャン子クラブの女性を連れて統一教会巡りをしたと最新の「週刊新潮」が"告発"しています。ついでに言えば、こんなタレント女性に投票した人の気がしれませんね、ぼくには。



  なんせ、元首相の死後、ボロボロと明るみに出た統一教会とのズブズブ関係に100人を超す国会議員がいたのですから、いちいち取りあげるにもアホらしいことです。こうした政教分離の原則を踏み外していたのが、自民のトップ、アへであることを、みんな承知していて、アへにならったと考えられますから、アへの罪は深い。


 アへの選挙区にある「長周新聞」(電子版)によれば、アへは口を開けば「愛国心」といい、「嫌韓」感情をむき出しに「美しい日本」を掲げて、ほぼ同名の本まで出していますが、その「美しい国」というキャッチフレーズは、統一教会日本初代会長だった久保木修己(1964年、その4年後、国際勝共連合初代会長)の教えなのだそうです。


 アへの根本的な愛国思想も、なんと統一教会指導者からの借り物だとすれば、いやはや呆れて二の句が告げられません。実に古くから、アへと統一教会側とは、ねんごろな間柄であったことが分かります。


 それは、自民党改憲草案にも表れています。統一教会の主張と一致しています。「緊急事態条項から自衛隊明記に至るまでそっくりで、家族や婚姻についての基本原則(憲法24条)にも「家族は社会の自然かつ基礎的な単位として尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない」など一言一句同じ文言が盛り込まれているからゾッとする。憲法をカルトの教典にするつもりなのか…と」(長周新聞電子版)。


 なんのことはない。アへの憲法改正案の根本は、韓国生まれのエセ宗教団体の主張を受けいれたようなもので、現行憲法を「アメリカから押し付けられた憲法」として「日本の恥」までいっているのにしては、主体性のない話、えらい矛盾ではないのか。それだけバカだった人物をかついできた日本の悲喜劇ですね。


 アへの死で闇から浮び出た自民党と統一教会との汚染関係は、一刻も早く清算されるべきだが、自浄力がない自民党には期待できない。まずは統一教会を宗教法人の認証を取り消し、危険監視対象にして動きを封じることですね。


 一番いいのは、この際、自民党支持者たちは、自分たちよりも反社会的団体を影で大事にし、かつ強く影響されていることに気づき、愛想づかしすることですね。キツーイお灸をすえないと、自民党の腐敗はなくならないだろう。いつになったら、この国に健全な政党政治が育つことやら。


(FACEBOOKから引用しました。京大前の立て看板)

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