検察、秋の陣
一、 キシダが、エリザベス女王の国葬に参列を「見送り」とマスコミが伝えていました。この表現なら、万障繰り合わせてみたが、いろいろ事情があって、自主的に取りやめたというニュアンスが大ありですが、実際には、[招待状が来なかった] .のです。
”外交のアへ”のもとで、連続5期、4年半も外務大臣をやって、海外に顏が売れているはずのキシダに、.お呼びじゃーなかったのです。日英関係の現実です。見送りなんて、、、マスコミは、ちゃんと真実を伝えてこそ、信頼されるんだがなあ。
一、”唯一無二の仲”だったはずのトランプが、アへの葬儀に来ないらしい。あんなに、あんなに尽くしたのに、尽くしたりなかったのかな、水臭いなあとアへは思っているかも。トランプが大統領に就任するや 一本54万円の金色のゴルフドライバーを手土産に押しかけ、孫娘のお気に入りのダンス、ピコ太郎の歌「パイナッポ―、アッポ―ペン」をほめたりして。
そのあとで、イヴァンカ夫人が音頭を取る国際基金に54億ドルをポンと寄付したり。国税を乱費し、大相撲に場違いの豪華椅子席を作って歓待、米軍の不要な戦闘機百機も爆買いして媚びたのに、弔問なし。”外交のアへ”の真実です。世界に冠たるアメリカの大統領と友人付き合いという虚栄に酔っていたのかもしれません。
一、で、本題です。五輪汚職で、イの一番に逮捕された元電通の高橋某のこと。報道によると、こうです。
『最初は五輪招致に関わるつもりはなかった。安倍さんから直接電話を貰って、『中心になってやって欲しい』とお願いされたが、『過去に五輪の招致に関わってきた人は、みんな逮捕されている。私は捕まりたくない』と言って断った。だけど、安倍さんは『大丈夫です。絶対に高橋さんは捕まらないようにします。高橋さんを必ず守ります』と約束してくれた。その確約があったから招致に関わるようになったんだ』
(注:引用、文藝春秋10月号、「絶対に捕まらないようにします」元電通“五輪招致のキーマン”への安倍晋三からの直電 西﨑 伸彦署)
アへのこのような自信のある返事は、その後、露見した例があります。自分の太鼓持ちジャーナリスト、山口敬之による「詩織さん事件」では、子飼いの刑事部長(その後昇進、警察庁長官になった中村格)に逮捕状をもみ消しさせたことです。たぶん、この手の隠蔽は、日の目を見ていない他の件もあると思われます。思えば、閣僚クラスの不正疑惑も、よくうやむやになりました。
だが、しかし、アへが急逝するや、検察は、高橋某は逮捕しました。このエピソードからを推しはかれることがあります。
アへは、警察検察をコトの正邪を問わずコントロールしていたこと、
アへは、利権がらみのイベントでは表の役職に出なくても実質的主宰者であったこと、
アへが、お墨付きを与えると、分別あるはずの上級官僚も平気で悪事に走ること、
そして、権力者アへのコントロールに空白が生まれると、少なくとも検察はマトモに本来の法と正義のため「秋霜烈日」スピリットがうごきだすようです。
五輪汚職に、まだまだ政財界の大物が絡んでいそうです。どこまでやる気をみせるか、「マージャン検事長クロカワ」事案や、大阪地検特捜部事案で地に落ちた検察の名誉挽回のチャンスです。頑張ってもらいたいものです。
さらに期待したいことは、統一教会と自民の闇のド真ん中にいたアへの実情をえぐることです。年間100億円と言われる巨額のカネが韓国に送られていたことくらい掴んでいたはずです。このカネが宗教活動にだけ使われていたとは思えません。検察と勇気あるメディアの調査報道に期待したいですね。
バカを権力者にすると、国民の幸せは向上しません。プーチンしかり、トランプしかり、アへしかり、です。選挙の一票はホント大切です。