退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

ゴーヤとアサガオ

 今夏もグリーンカーテンを作ることにしました。
 和室の窓先にはアサガオで、居間の方はゴーヤです。



 ゴーヤの方は五月初めに苗を植えましたので、成長の早いのは、麻ひもを伝って、もうデッキの屋根まで茎が届いています。屋根まで届くと、こんどは横に広がりはじめて、前後が見えないほど、密集して、いいカーテンになります。小さな黄色い花を咲かせていますから、まもなくゴーヤができることでしょう。


 苗を四本も植えましたので、最盛期には、毎日食べても追っつかないほど実がなります。知り合いに上げようとしても、いまでもゴーヤは苦手という人もいます。好き嫌いがはっきり分かれます。葉っぱも大きく広がって、とてもいいグリーンの日陰を作ってくれます。



 一方、アサガオは、六月になると、昨年の花から落下した種子が自然に新芽を出します。砂の中からいくつもの新芽が立ち上がりますので、そのうちの元気がよいのを選んで鉢植えします。グリーン棒で支柱をし、二階のバルコニーに届くように園芸ネットを張ります。茎は、園芸ネットを伝います。このネット、百均にあります。これは重宝です。



 今頃になると、一日に10センチ以上伸びますので、瞬く間にこちらもアサガオのカーテンができます。花の色が複数になる方が、彩りがあって楽しいのですが、どういうわけか、ブルーならブルーの一色になります。アジサイのように土壌のせいでしょうか。


 真夏でも、よほど熱くないかぎり、昼間は窓をあけています。緑豊かな葉っぱの間を縫って流れる涼風は、いいものですよ。こういう季節の風物詩みたいな行事は、あと何回やれるのかなと。毎年仕掛けながら、同じことを考えています。
 


 
さて、生成Aiのimage creatorに庭のアサガオの絵を描いてくださいと注文すると、こんなアサガオ畑のような壮観な絵を描いてくれました。AIは、アサガオが、つる性の上に伸びる花だということがわかっているのか、どうか。これはこれで美しい。


 Aiの反応は面白いですね。こういうアサガオ畑がつくれるのならと園芸家が、つる性ではない、矮小なアサガオ種を生み出すヒントになるのかもしれない。だとすれば、Aiの手柄になるか。



 おまけです。ただいま、カサブランカが満開です。日本産のユリがオランダで改良された大輪のユリです。てのひら一杯広げて親指と小指の間よりも大きな花弁です。見ごたえがあります。名作映画『カサブランカ』では、イングリッド・バーグマンが美しかった。主題歌『時のすぎゆくままに』が身に沁みます。

×

非ログインユーザーとして返信する