退屈な80代

還暦、古希、傘寿を過ぎて 日々思うことを綴ります。

バカ丸出し

 

(GOOGLE画像検索から引用


日本維新の会の共同代表、ババが、テレビ出演の場で「維新は第二自民党」と自ら認めました。


 そのうえ「立憲民主党は叩き潰す」、「共産党は日本になくていい政党」とののしったと言います。居酒屋の酔っ払いみたいな言動です。まあ、ババカ、バカバと言われている正体見たり、の感じです。


 ババいわく「第1自民党、第2自民党でいいんです。第1、第2自民党の改革合戦が政治を良くすることにつながる」と言い切りました。与野党対決でなく、保守同士の協議路線で行くというわけです。


 もともと維新の立ち位置は、創業者のハシモトは自民党アへ派、マツイとヨシムラは自民党スカタン派とみられていましたが、自民党とつかず離れず、政策と利権をめぐり都合よく立ち回っていました。とっくに心ある人は、維新は、自民党の補完勢力もしくは別動隊と観測していましたが、維新のトップが進んで自白したのは、大きい意味があります。


 まさに維新は、「与(よ)党でもなく、野(や)党でもない、(ゆ)党だ」と揶揄されていました通りの展開です。本来、政権に批判的な野党ではありませんでしたけれど、第二自民党を名乗るのは、どういう狙いかな。


 「♪♪、、ほんなら、自民はんと一緒になりはったどうでっしゃろ、法善寺横丁あたりで呑んで騒いで、バン、バンザイ、ご機嫌さん、♪ チャンチャン」。誰しも思うことです。


 維新は、野党第一党の立憲民主党を数の上で抜き去ることを当面の路線としています。党勢に勢いをつけて短期的には、自公と連立を組み、ババは大臣ポストをねだるでしょう。長期的には公明党を外して、自維連立政権を視野に入れていると思えます。しかし、その時点で、第二自民党は第一自民党に吸収、消滅するにちがいありません。


 ババは、初めて国会議員になった時、自民党本部を訪れて、「実家に帰ったみたい」と喜んだというエピソードがあります。維新の連中の出自は、ほとんど自民党出身です。自民党に入らないのは、今となっては、理由がよくわかりません。第一自民党の不人気やら、野党の足腰の弱さに付け込んで、やさぐれを集めています。


 いまや食いぱっぐれたら、維新の議員にでもなるか。という流れです。実際、選挙区に住んだことがない県議が当選したり、下着姿の自分の写真を売っていた女性市議は、バレたら「表現の自由だ」と抗弁したそうな。維新のゆくところ、なんでもあり、です。


 発祥の地、大阪では主導したカジノと万博が暗礁に乗り上げています。どちらかが破綻する可能性が高まっています。構想通り行かなければ、ヨシムラ・ババ維新はガラガラポンでしょう。自民がだめでも、維新はひょっとしたら、何かやってくれるという期待感は、とうに頓挫しています。


 維新は、核兵器保有や敵基地能力保有や、改憲に乗り気です。ナチスが悪用した「緊急事態法」を憲法に導入したいとしています。国会も内閣も閉鎖、秘密警察と軍部を全面に押し出し、自由も人権も無視、政権はやり放題にやれるのが「緊急事態法」。もうこれだけで、この政党は、あきまへんわ。


 維新については、このブログに「維新悪心1,2」を書いています。お読みくだされば幸いです。
 気をつけよう、維新と汚染水

×

非ログインユーザーとして返信する